Windows XP SP2適用後の修復セットアップ

前口上

23時に寝たら3時半に目が覚めてしまった。ので、先日から懸案となっていた修復セットアップを行うことにする。さて、デバイスマネージャは復活してくれるだろうか。
やる前はXPのブートCDを使えばすぐ終わるだろう、と高をくくっていたのだが、結論から言うとこれは甘かった。甘々であった。けっこう面倒くさかったのでその腹いせも含め、以下に記録を残すことにする*1

問題発生

手元にはSP1版のインストールCDがあった。のだがしかし、SP2を当ててしまった後でSP1以前のインストールCDから修復セットアップを行うことはできないらしい。なぜだ?ともあれいざセットアップを実行しようとクリックしたとたんにそんな警告が現れたのを私は確かに見た。従ってこれは嘘ではない。
まあ考えてみればもっともな気もする。しないでもない。だが、夜中の3時半過ぎにそんなことを言われてみるといい。多分びっくりする。
そこで画面に向かって以下のように文句を垂れてみることにした。そうは言っても一体どうしろってんだまさか、まさかクリーンインストールしてイチから環境を構築し直せとでもおっしゃるんじゃないでしょうね一体どれだけ時間がかかると思ってるんですか正気の沙汰とも思えませんがあなた本当にそんなことおっしゃるんですか今何時だと思ってるんですかユーザーの時間は無限にあると勘違いしてませんかええいこのすっとこどっこいとりあえずいっぺん親の顔を見せてみろ……。当然返事はなく、時間が無駄に過ぎ去ってゆく。
さあ困りましたね。

解決法の模索

困ったときはGoogleに聞け。その原則は今回も有効であった。結果たどりついたのがMicrosoftサポートオンラインの「Windows XP SP2 をインストールしたコンピュータで修復インストールを行う方法」というページ。つまるところもともと持っていたXP SP1のデータのうち、SP2で更新されたものを上書き更新することによって修復セットアップが可能になる、ということのようだ。これを応用することによってSP2が適用されたインストールCDを作成することもできるらしく、その手順を説明しているサイトも見つかった。ふーむ。

解決法の実行

幸いにして以前SP2を適用したときのセットアップファイルが残っていた。なんせこのSP2セットアップファイル、約280MBもありやがる。そのダウンロードが避けられたのはもっけの幸いであったと言えよう。しかしながらインストールCDの内容を全部HDDにコピーしたり、SP2のデータを展開したり、なんだかんだで結局時間がかかる。しかもそれが終了してもようやく修復セットアップの準備ができた、というだけなのだから参ってしまうではないか。
まあ参った参ったと言っていても仕方がない。あきらめ顔を浮かべつつセットアップを開始する。

解決

修復セットアップには約1時間を要した。途中、ダイアログウインドウが出ているのにデバイスドライバ更新のタイミングとぶつかったせいでUSB接続のマウスもキーボードも言うことを聞かず、「はい」も「いいえ」も押せずにハマりかけたりはしたが、なんとか無事終了。PS/2のキーボードを後生大事に持っていて本当によかったと思う。確認したところデバイスマネージャも問題なく表示されるようになり、めでたしめでたし。
時計を見ると午前6時を少し回ったあたり。

その後

普通に仕事に行く。

まとめ

なんとも人間味のない生活で結構なことだ。

*1:なお、この記録は2005年10月19日深夜、つまり正確には10月20日早朝におけるできごとなので注意