便利な単語

やってしまいましたよ鍵の閉じ込めを!

珍しく倒置法で始めてみました。忘れ物をしてあとから慌てて取りに帰るってのはよくやらかすんですが、鍵を持たずに部屋の鍵を閉め、その直後に気がついて往生したのは初めてです。週に1〜2回という忘れ物率から考えれば今日までそんなことがなかったことのほうが驚きですけど、それはきっと車に乗らないからだと思います。考えてみれば鍵がないと鍵をかけることができないのが普通なんですよね。それだと鍵を忘れてロック、なんて芸当はできないわけですし。

それにしても「鍵の閉じ込め」ってのは便利な言葉だと思いました。↑の文章であえてそれを使わずに書いてみたんですが、いくらなんでもクドすぎるって感じになってしまった。警備員さんにマスターキーを出してもらうにも、あまりにクドすぎるとこちらの言いたいことが伝わらなくなってしまいます。コミュニケーションがうまくいかないのは双方イライラするものなので、もしかすると屈強なガードマンにグーパンチされてしまうかもしれません。痛いのはキラいです。

新語とか流行語なんてのが世の中にはいっぱいあるわけですが、それが定着するかどうかもひとえにそれが便利かどうかにかかっているんでしょう。今までスパっと言い表せなくてイライラしていたものがある日突然!そりゃーみんな使うだろうというものです。でもみんながムズムズしている隙間に入り込むのは容易なことじゃありません。簡単だったらとっくの昔に誰かが気づいてるのに違いないですからね。だから多くの新語や流行語は一過性のもので終わってしまうのです。

2ちゃんねる用語ってのもその類型なんだろうなあ、とひどく漠然と思いました。それはともかく、今後は鍵の閉じ込めなんておマヌーなことは慎まねばなりません。自戒。