復刊

田尻智の「パックランドでつかまえて」が復刊されている……という情報を某所の掲示板で見る。さっそくAmazonで検索をかけて、すぐさま1Click。今は亡き「ファミコン必勝本」で連載されていて、ゲーセンで遊んだ経験もないというのにずいぶん楽しみにしていたものだ。単行本が出たのは知っていたのだが、当時は中学生で1000円もする本はそうそう買えなかった。「風よ龍に届いているか」の単行本が発売されるときに勢い込んで同時注文したのだが、その時点ではすでに絶版。
ちなみに「風龍」も初版のみで、これも最近復刊ドットコム経由で復刊された。既に持っているにもかかわらず買ってしまったのは言うまでもない。社会人になってどんどん本を買える身分になったのはいいが、一冊にかけるこういう思い入れの強さはやはり当時のものには叶わないだろう。ゲームだって年に数本しか買えなかったから、隅から隅まで記事を読み尽くし、持ってもいないメガドライブやらPCエンジンのソフトも含め、まだ見ぬゲームたちに思いを馳せた。
ほんのちょっとの間だが、投稿少年だった季節もあるんだよな。