RandomNotes

考えてみれば、PCが普及するってことは「技術オンチ」な一般消費者がなだれ込んでくるということも意味するんだよな。そのことにちょっと触れておくべきだったか。
PCが一部のマニア達のものだったときには、技術に詳しいということは当たり前のことだったわけだ。そしてそういう時代は結構長く続いた。ゲームを起動するだけしかできないユーザーのことを、DOSのコマンドと有名なゲームタイトルにちなんで「ロードランナー」なんていささかの揶揄をこめて呼んだ時代もあったようだが、その頃でもまだ技術に詳しいマニアの占めるまだ割合がまだ大きかっただろう。
だが現在、PCユーザーに占めるマニアの割合は随分小さなものになってしまっているのに違いない。声はデカいからネットの中では随分な勢力ではありつづけているのだろうが、数としては「技術オンチ」としての一般消費者のほうがよほど多いはずである。そう見えないのは単に一般消費者ががサイレント・マジョリティであるからに他ならない。
そのことを忘れてあんまりエラそうなこと言うと恥かくなぁ、と思ったとかいう話。