タップダンス初日

初レッスンに行ってきた。
時間ぎりぎりに会場に着くと、まずはいきなりビルの表玄関が閉まっていて途方にくれるところから始まった。先行き不安である。おそるおそる会場入りし、いそいそ着替えてレッスン開始。全部で15人〜20人ってところか。今回からの参加は私一人であるらしく、不安はさらにつのる。ってか男は講師を除けば私一人だけですか。以前チャコットで味わった居心地の悪さ再び。ひええ。
まずはごく簡単なステップからということで、一人別メニュー。しかしこれがなかなかうまくゆかぬ。考えれば考えるほどに足は珍妙な動きとなり、むきーな気分もふくれあがる。ポイントはひざから下でなく、腿を上げること。そして重力にしたがってまっすぐおろすのだ__と言われても、長年染み付いた足の動きはそう簡単に変更できません。
というわけで秘密兵器登場。1.5kgのリストウエイト。これを両の足にそれぞれ装着。この重さを感じつつ、逆らわずに足を下ろすことで正しいフォームが身につくそうな。たしかにそのとおりな気はするが、けっこう重いですよさすがに。気分はスポ根である。それで延々と単純なステップ練習をくりかえす。隣ではタップダンスらしき練習が行われているのだが、こっちは重石つけて床を蹴るだけ。ぬぬーん。
それでも繰り返すうちにいい音が出るようになってきた。そうかこういうことかー!というのを言葉で説明するのはなかなか難しい。とにかく親指の部分で蹴るようにするといい音がするようだ。ふむふむ。なんかちょっといい感じじゃないでしょうか。でもいい感じなのは右足だけ。左はまあその、あれですよ。よくて痙攣みたいというか、その、ねえ。てか休みなしでやってたら腿が上がらなくなってきた。そこでようやくウエイトをはずすと足が軽いのなんのって。
ともあれ初レッスンはダンスとはほどとおい基礎からのスタートであった。ま、当然ちゃ当然だが、それでもたまにいい音が出ると気持ちよいですなー。1時間半の練習で汗だくになり、運動不足を実感。でもけっこう面白いかもしんないですよコレは。