Outlookを安全に

あくまでも「Office」のOutlookであって、OutlookExpressではないようなんですが、そういうものがあるらしいです。でも実際に適用している人は1%以下なのでは?という話。
 実際にはパッチそのものを見つけるのが大変だったり、一気に10以上ものパッチ当てを要求されてめげそうになってしまったりといった意見があってなかなか面白い記事になっていると思います。「どうしてまとめて一つのパッチを作らないんだ?」というのは、パッチを当て始めたばかりの頃に一度は思うことかもしれません。

 まとまった一つのパッチというのがServecePack(SP)なんだろうなというのはすぐにわかることですが、リリース期間が長くてSPを待っていたらとても間に合わない → でもセキュリティホールは気になる → 毎週のようにパッチ当てまくりでへとへと というのが現状なんじゃないでしょうか。WindowsXPには自動的にパッチ当てをしてくれる機能というのがある(らしい)んですが、これがあれば少しは変わるのかな。

 各ユーザーのセキュリティ意識を高めるためには教育教育また教育しかない、と聞いたことがあります。確かにそのとおりでしょうし、私の身の回りを見渡してみてもセキュリティに対する意識はまだまだ低いなと思わざるを得ない状況だったりもします。最近頻発しているウイルス騒動で少しは変わってきているような気はしますけどね。
 でもすべてのユーザーがセキュリティの専門家になる必要はないわけでして、そういう人達に自分の使っているソフトの情報に常に目を光らせていろというのはちょっとどうなんだろうとも思います。だとすると、今言われているような「パッチ当て」主体のセキュリティ教育というのは実はすこしズれているんじゃないでしょうか。このままいくと、先にあげたようなWindowsXPの自動パッチ当て機能があれば後はなにもいらないんじゃないかということになりかねないわけですし。

 今は時間がないのでとりあえずここまで。後で追記します。

 ……と書いたはいいものの、書き直していたら結構な分量になりそうなので、また別の形で出すことにします(12/06)。