血液不足

職場で『AB型の血液が不足してるので協力してね☆』というメールが流れました。そういやそんなチェーンメールがあったなあ。

しかし血液不足ってのはいったいどういうことなんでしょう。ジュースやらお菓子目当てで献血する人ってけっこういるんじゃないだろうか。そもそも一旦献血した血ってのはどれくらい保存されるのやら。

というわけでさっそくGoogleで検索してみます。『血液不足』だと貧血などの健康にからんだページが多かったので、『血液 不足 保存 期間』とぶつ切りのキーワードに。日本赤十字社のQ&Aページが引っかかりました。そのなかの『献血について』というあたりがよさそう。昔は売血も行われてたんですね。

さらにたどっていくと、『輸血用血液の種類』が見つかりました。それによれば、今は血液を成分ごとに分離してから輸血するのがほとんどなんだとか。赤血球、血漿、血小板そして全血。保存期間も成分ごとに違っていて、血小板は72時間と短く、血漿は1年と長いです。赤血球と全血は21日間、つまり3週間となっていました。でも3週間保存してるうちに、全血の中の血小板がダメになったりはしないんでしょうか。
 そういえば『動物のお医者さん』っつー漫画で、血清と血餅って単語をみたような記憶があるけど、あれはこのへんとは違うのかな。

注射が苦手な私も、一度だけ献血をしたことがあります。なぜか自動車免許の学科試験のときに。  わざわざバスで札幌まで出てきて試験を受けねばならん__というほどの田舎に住んでいたのですが、たまたまそのバスの中で隣に座った人に無理やり誘われたのです。初めてだったので200ccほど貢献させていただきました。クラクラしました。血を抜かれるのと同時に体から力が抜けるというか、気を抜くとそのまま意識も持っていかれそうになる感じがしたのを覚えてます。

ジュースをもらったのか、それともお菓子だったのか。その記憶も今となっては定かではありません。でも、あの血は誰かの役に立ったんだろうか。それならいいんだけど。

というよりも一番問題だったのは、私を献血に誘った当の本人が貧血のチェックに引っかかって献血できなかったことです。しかも初めての献血をすませた私はかなり情けない顔をしていたらしいく、めちゃめちゃ笑われました。あれはいまだにもって納得いきません。あんまりです。

ちなみに今回募集がかかったのはAB型で、私はB型だったので出る幕はありませんでした。情けない顔もせずにすんだというわけです。めでたしめでたし。