重いUpdate

WindowsクリーンインストールしたらまずやらねばならないのがWindows Update。不具合の修正やセキュリティホールを防ぐなど、非常に重要な工程であります。

しかしデフォルトの状態で見に行くと「重要な更新とService Pack」が13項目、「Windows XP(推奨する更新など)」が15項目というのは、「うわー、こんなに不具合があったのかー」と心胆寒からしめるのに十分すぎるほどのインパクトがあります。コンピュータ用のソフトウェアにも製造責任を求める動き(ZDNN)なんてのもあるようですが、こういう状況を見ると現実と理想の間にはまだまだ大きなギャップがあると言わざるをえないようです。もしこれが実現されたら、ベンダがばたばたとツブれていったり、永遠にバージョンアップができなくなったりするソフトがでてくるような。
 製造責任が必要だってのはわかりますけど、どうもこの話には「儲かってるところからカネをむしりとってやれ」な思惑がほのみえて、あんまりいい気持ちがしないです。極端な話、利益をみんなで再分配という構造になってるって見方もできるわけで、「資本主義的共産主義」なんじゃねえのかとうがちまくったことを考えてみたり。
 なんかささくれだってることを書いてるのは、つまるところクリーンインストールとデータの復旧がめんどくさいからなんじゃないかとも思いますが。

それはともかく、「重要な更新」と「推奨する更新」をぽちぽちと選択していったら全部で25.4MBもあるー。いくらなんでもデカすぎです。XPのService Pack1はすでにベータテストに入っているそうですが、頼むから早くリリースしてくれとか思いました。しかる後に雑誌の付録CDにばしばし収録して、とっとと世に送り出していただきたいものです。