アンチエイリアス

PCの再構築もいよいよ最終盤。

突然ですが、いわゆるビットマップフォントが嫌いだったりします。なぜかというと目が疲れるから。そもそもPCの画面を見続けるというのは光源を直接見つめ続けるという、それだけでも目を酷使する作業ですし、その上紙とは圧倒的に解像度の違うディスプレイで文字なんか読みまくった日には失明希望者のリスト入りって感じです。だからといってデカいディスプレイを買って高梁名人の言いつけを守って3m以内には近づかないワケにもいかない。

で、少しでも文字の読みやすい環境を求めてたどり着いたのは、PCで文字を表示させる際には可能な限りアンチエイリアスのかかったフォントを使うことでした。するとどんな感じになるかってのが上の画像ですね。1024x768のディスプレイでキャプチャしたので、それ以外の環境だとどう見えるかはわかりませんけど、とりあえず「あー、ちょっとは読みやすいのかもね」と思っていただければよいのかと。ちなみに使用フォントはHGPゴシックです。

ところがまわりを見回してみてもこんなところにコダわってる人って見たことないんですよねー。職場だと仕事をしている間はずーっとPCとにらめっこって状況も多いわけで、それで目が疲れないのかなーとか思うんですが、それに文句をつけてる人もいない。中には「アンチエイリアスなフォントだと文字がツブれちゃうからビットマップフォントのほうがいい」って人さえいらっしゃる始末です。もちろん「アンチエイリアスのほうが目に優しいんだ!」ってのは私の経験則に過ぎないのでなにも言い返せません。むむむ、なんか自信がなくなってきたぞ。

とはいうものの経験則ってのは本人にとってはたとえ世界がひっくり返ったところで揺らぐことのない絶対法則みたいなもんなので、ちまちまと設定を変更して「うーむやはり見やすい。余は満足じゃうわははは」などと自己満足に浸る土曜の深夜なのでありました。