Yahooリニューアル/広告に関する雑談

今日は飲み会で明日はコンサート。

米Yahoo! のサイトデザインが新しくなっています。右側にあったニュース欄が広くなって、よりポータルなイメージが強くなった感じ。それほど大きく変じたわけではありませんが、すこしすっきりしたかな?Yahoo! Japanはまだ以前のデザインのままですが、近いうちにこちらもリニューアルされることと思います。今のうちに見比べておいて、違いを探してみるのもいいかも。

ZDNetの記事では、今回のリニューアルが広告をより取り込みやすくしたデザインへの変更であると書かれています。「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」の実施に向けた動きや「『検索結果は広告だと明示せよ』、FTC がサイトに勧告 」(japan.internet.com)というニュースもあり、Web広告をとりまく情勢はとどまるところを知らずに変わっていくといった雰囲気。Web広告といえば静的なページの中で広告だけがやたらと動き回っているページが多いというイメージが強く、そのせいでバランスが崩れてしまっているところも少なくありません。そういうのはキラいなんですが、もはやWebから広告を取り除くことはできないというのもまた確か。ならばいかにしてコンテンツとの融合を図ってゆくのかというところに論点が移っているのでしょう。

そんな中、(Impress内で)Dellがやっているような『スタパトロニクス for Dell』というのも広告の類型と言えるでしょう。『記事広告』とでも呼べばいいんでしょうか、紙媒体の雑誌にはこういうのも少なからずありますよね。読んでみるとさすがに本家には及ばないもののまあそれなりに面白い。レビューのような内容になっていることもあり、アピール度はけっこう高いと見ました。

もっとも『記事広告』にはどうしても提灯持ってワッショイな印象がぬぐいきれないという欠点があります。それでもところかまわずFlash使ってぐゎんぐゎん動き回るのよりはこっちの方がよっぽどマシ。どうせ広告を見なきゃならないんだったら、それなりのものを見たいってことですね。