雨降ってビール

昨日はビアガーデンに行ってきました。曇天から霧雨のような雨が降り注ぐという、まさにこれ以上ないくらいのビール日和。半袖の人たちは寒そうに腕をこすっておりました。北海道の地ビールが飲めるところで私も調子に乗って3杯ほど飲み、またも頭がぐわんぐわん。暖かくなったのは真っ赤になった顔だけです。

北海道ではオホーツクビールに人気があるんだそうですが、地ビールブームがどこかに飛んでいってしまった今では開業するところよりも閉業するところが多いというのが現状らしいです。そもそもは94年の法改正で新規参入のための最低製造量が2,000klから60klに引き下げられたのが発端で、一時は雨後のタケノコと化してたんですが、バブルはすっかりはじけてしまった。安い発表酒が売れまくりーな現状からすればそれもやむなしって感じですか。

つーか地ビール好きな人が言ってたんですが、やっぱり地元で飲むのが一番なんだとか。とすると下手に全国展開なんか考えないほうがいいんじゃないですかねえ。「ビールを売ってくれ?ケっ飲みたきゃそっちが飲みにきやがれ」っつー頑固なブルワリーがあってもいいんじゃないかと思うですよ。大量生産は大手のメーカーに任せて「地元名物」を目指していただけると世の中もっと面白くなるんじゃないかと。