スターバックス道

久々にスターバックスに行きました。といっても前回行ったのが2年前で、しかも今回が2回目の利用だから初めてみたいなものです。実際札幌のスターバックスに行ったのは初めてだし。前回は東京出張の折に寄っただけ。

コーヒーは嫌いじゃないですが、いつもはドトールを利用してました。これは特に理由があったわけではなく、単に通いなれてるから。初めての店に入るのは緊張してしまうのでなんか苦手なのです。

あと、スターバックスを敬遠してのには「お作法」の存在があるんですよね。注文するときにはこういう風にするのがヨイ、とかいうやつです。これはスターバックスがそうしろって言ってるわけじゃなく、利用者のあいだで広まってるだけなんですが、どーもそういうのが好きじゃなかったりするのです。吉野家のつゆだくとかネギだくとか。それでついオドオドしちゃって「あーオレ格好悪い!」とか思ってしまう自分もイヤだし。で、そういう話題で盛り上がってるのを見ると、つい「勝手にしてくれい」とか思ってそっぽ向いちゃうんですな。天邪鬼根性全開というやつです。やっかんでるとも言います。

こういうローカルルールみたいなものが日本だけのものなのか、それとも他の国でもそうなのかは知りませんが、日本においては「常連」という意識がどこかにあるんだろうと思います。板前さんを「大将」と呼んでみたり、注文するときに「いつもの」といってみたりするアレ。ローカルルールにこだわるのはどっちかといえば若い人に多いので、若者版「常連客の優越感げっちゅー(違)」と言えるのかもしれません。注文時にモタついている人を鼻で笑いながら「これだからイチゲンさんは困るよ」なんて言ってみたりして。

しかし落ち着いて考えてみれば格好悪かろうがなんだろうがモノを買う分にはぜんぜん関係ないのでありました。「聞かれる前にサイズを答えれば脱初心者」とか言われても「永遠の初心者だもんねー」とか開き直ってしまえばよいのです。まあそれだと手馴れた雰囲気は絶対にかもし出せませんが、わざわざかもし出す必要もないかと。

というわけで、久しぶりのスターバックスではタンジェリンライムフラペチーノを買ったのです。酸味がけっこう強くてすっきりします。でもすごい色してるなー。タンジェリンという単語は使い慣れていないので、強烈なオレンジ色だと思いました。そういえばタンジェリンという色の存在を始めて知ったのはiMacだった。