ブツはコインロッカーにあり

ネット通販は便利ですが、一人暮らしだとなかなか宅配の時間に家にいることができないのが困りもの。仕方がないので職場に届けてもらったりするわけですが、あまり大きなモノだとそれもままなりません。もし駅のコインロッカーに荷物をつっこんでおいてくれるなら便利そうです。

荷物の受取りにどういう認証方法を使うか、対応ショップがどれくらいの数になるのか、気になる点はあります。ロッカー内臓のタッチパネル端末から注文することもできるそうですが、衆人環視の中でカード番号とかを入力したくはないのでこれもちょっと。でも宅急便会社と連携して、普通の荷物でも届け先にこのロッカーを指定できるようになるとすげーいい感じかもしれません。

今の宅配便ってのは基本的に荷物をとどけてくれるのを待つ、受身のサービスです。でもこのシステムだと好きなときに取りに行ける能動的な利用ができる。そのへんがポイント高いです。でもこのサービス、どこまで普及してくれるのかなー。コインロッカーでブツの受け渡し、なんてちょっと楽しそう。


ZDNetの記事はさらに詳しく書いてありますね。クリーニングの受取りなんかもできるようになるそうです。クレジットカードなどの認証情報はカードを使って行うんだとか。これならラクだし、セキュリティ的にもまずまずかもしれません。宅急便の受取りは当然考えられているみたいですが、このあたりはどういうシステムになるのかな。将来的にはATMや各種チケットの発券、レンタルビデオ店との提携なども視野に入れているようです。生活のすべてを引き受けるつもりなんでしょうか。なかなか風呂敷がデカい。

記事中には「マンションなどに設置されている無人宅配ロッカーの高機能版」と書かれててました。ということはすでにそういうものはあるんですね。マンションなんて入る機会はそんなにないんで見たことはないですが。