サルベージ

職場のユーザーさんがデータを消しちゃったー、と言ってくることは、実のところ結構多いです。そして本日もそんなユーザーさんが。え、ローカルのファイルを消しちゃったんですか。ネットワークドライブならバックアップ毎日取ってるんだけど、ローカルじゃなあ。はあ、それでもなんとかしろとおっしゃる。うーむ。

というわけでFINALDATAの試供版を試してみました。今ならNTFS対応のパーソナル版が15,800円のところキャンペーン中につき9,800円。なんてお買い得なんでしょう。それでも買えないことには変わりないですけど。あー、でも試供版でも削除しちゃったファイルはちゃんと見つかりますよ。よーしさっそく復旧だー……と思ったら試供版では復旧はできないとかヌかしやがる!どこの誰が削除したファイルを見つけることができただけでめでたしめでたしとか言うってんでしょう。復旧できなきゃ意味ないじゃんか!ヘビの生殺しだー。

まあ復旧できちゃったら誰も製品版買ってくれなくなるかもしれないですけどね。んー。

サルベージ用ソフトにはこの他にも『UNDELETE』ってのがあります。8,900円。でもこちらにはそもそも試供版も体験版もない。とほほー。

こういう時にはやっぱりVectorで探すか。と思ったら『復旧』というフリーソフトがあるじゃないですか。Pickupでも取り上げられているのでけっこう有名どころなのかもしれませんが、今の今までぜんぜん知りませんでした。しかしこいつはありがたい!ちゃんとNTFSにも対応してるよ!

で、さっそくダウンロードして使ってみるといともあっさり復旧できてしまいました。めでたしめでたしー。しかし5Gのディスクにクラスタスキャンを2度も3度もかけるのは時間がかかってよくありません。PCがクラッシュしてリカバリをするときもそうなんですが、実際には見てるだけでなんにもしてないはずなのにむしょうに疲れた気がいたします。なぜでしょう。