Longhorn情報

手前味噌ですが、こんなの作ってみましたというお知らせ。

WinHEC2003の開催にあわせて、次期WindowsのバージョンであるLonghornの情報がまとめてあがってきました。ファイルシステムの変更や画面描画システムの変更を初めとして、OSの根幹をなす部分に大きく手が入ってくるという感触を受けています。より高機能を目指して、ということで私はこのような動きは歓迎してるんですが、なにせ情報が多すぎてまとめるのも一苦労。とりあえずリンク集でも作っとくかと思ったわけです。YukiWikiを利用していますので、なにかあったら手を加えていただければありがたいですね。

とはいえ、ここまで大胆なシステム変更は賛否両論でしょう。すでに「姿を現わした次世代ウィンドウズ『ロングホーン』は両刃の剣か(Wired News)」という記事もありますし、しばらくはかなりハイスペックなPCを要求するOSになりそうでもある。普及には間違いなく時間がかかることでしょう。

このあたりはかつてあったNTカーネルへの統一という話とダブるのかなーと思ってます。統一自体はWindows XPの登場によって果たされたわけですが、今でもWindows98、Meを使っている人は少なからずいるわけで、市場全体が移行したとはとてもいえない状況にあります。これと同じことがLonghornによって実現される数々の技術の普及についても言えるのではないか。

これは新しいOSの登場がPC購入の動機になるって人の方が少数派であることを考えれば当たり前のことなんですよね。なによりもユーザーの需要が主導権を握ってるってことですから。これはPC市場が広がっていることの証であり、市場が成熟していることの表れでもあるかと思います。そんなご時世にわざわざリンク集なんか作って大騒ぎするのもどうかって気はしますが、まあ楽しいからいいやってことで。

いまさらながら、すっかり染まってしまっていることに気づいた今日この頃です。