徒歩帰宅

そういえば先週から歩いて帰宅するようにしている。30〜40分くらいなので、ちょうどいい運動だろう。朝も歩いて通勤すりゃいいじゃねえかという気もするが、どうにも朝には弱いので歩いて通って平気なほど早起きができないのだ。でも運動量のことを考えたらそうしたほうがいいんだよな。大分暑くなってきたとはいえ、北海道の6月は徒歩通勤にはいい季節だ。
で、なんでいきなり歩き出したのか。運動不足を痛感したからというのが表向きの理由なのだが、それでは十分な解答とはいえまい。なにゆえ痛感するに至ったのかが問題だ。そして問題の答えは先月末に行われた健康診断にあった。
なんで一年で6kgも太るんだよ!
これはまさしく大問題であるといえよう。確かに最近外で飲む機会が増えて、いささか体重が増えただろうとは思っていた。それにしても6kg!うーむこれは急すぎる。昨年の体重がちょうど標準体重ぴったりだったので、今の状態はやや太っている程度。しかし特に食生活を変えたわけでもなく、運動不足も相変わらずなので、このままのペースでいけばさらなる増量は不可避。これを放置していてはそのうちお腹が突き出た中年体型になるのは必定である。いかんいかんいかん。私は危機感を募らせた。
しかしだからといってジム通いをして運動をするというのはなんとなく避けたい。なんせ飽きっぽい性格の私である。それがたとえば会社帰りにジムに寄って一汗書いてから帰宅なんて芸当ができると思うか?否である。断然、否である。しかもジム通いにはお金がかかりすぎる。冗談じゃねえ。それに比べて徒歩通勤はタダだ。今までバス通勤をしていたので、その分お金が浮くとさえ言える。バス代は片道200円。たとえ帰宅だけを徒歩にしたとしても、1週間だと1000円になる。安い文庫本なら2冊は買えるぞ!これしかない!
貯金しろよとかいう声もあるとは思うが、まあこれも運動に対する報酬だと思って勘弁していただきたい。なにせやらんでいいならやらずに済ませたい運動なのである。ちょっとくらいのインセンティブくらいはいいじゃないか。
というわけでなんとかかんとか徒歩帰宅の毎日なのであった。今のところ特に体調が良くなったとかいうことはない。なにせそれ以外には食事制限も節煙もなーんにもしてないんだからそうそう簡単に成果がでるわけもないだろう。大体1週間やそこらで見返りを期待するなんて、そんなに世の中甘くはない。
さて、これはいったいいつまで続くのか、肥満に対する危機感はいつまで持続できるのか、こうご期待といったところである。