ラーメン

1年半ほど前まで足しげく通っていたラーメン屋があった。しかしそこは入居していたビルの取り壊しに伴って移転してしまい、ずいぶん遠くに行ってしまったのだった。悲しいことである。
で、今日たまたまそのラーメン屋の話題になった。あそこはウマかったよねー、とかいう話である。聞くとそれほど遠いわけでもないらしい。当然ほほう、じゃあ行ってみますかということになる。こういうのは勢いが肝心だ。これを逃してはおそらく二度と行くまい。
で、歩いた時間は50分ほど。遠いよ!騙されたよ!
まあラーメンはウマかったのでいいっちゃいいんだが。運動にもなるしな。チャーシュー麺+替え玉ひとつでちょうど1,000円。おなかいっぱいでこの値段なら安いもんだ。腹ごなしに自宅まで歩いて帰ったらさらに80分ほどかかった。歩きすぎです。
で、ちょっとだけ問題なのは、そのラーメン屋が博多ラーメンの店だということである。細いストレート麺である。当然とんこつスープである。辛子高菜とか紅しょうがとかでトッピングをかますのである。果たして札幌市民がそんなものを食っていいのだろうか?これは地場産業に対する冒涜ではないのだろうか?などと思った。別に「市民は札幌ラーメン以外を食すことまかりならん。さもなければ厳罰が下るであろう」とかいう条例があるわけでなし、別によいのではあるが。