皿で混ぜる韓国と、口で混ぜるニッポン(MSNジャーナル)
毎週楽しみにしていたのだが、今回が最終回らしい。月曜の楽しみがひとつ減ってしまった。
筆者が最後に書いているように、この連載では実のところ毎回ほとんど同じことを繰り返し言われてきた。すなわち『ニッポンの食の問題はニッポン社会そのもの』ということだ。同じテーマの繰り返しとは言えども、毎回手を変え品を変え、様々なトピックスを取り上げていたためか飽きることはなかった。それこそこのテーマが日本人の主食たるご飯で、毎回のトピックスがおかずのような役割を果たしていたんだろうな、と思う。
またきっとどこかで氏の文章を読む機会があるだろう。それはもちろん楽しみなんだが、これは同時に日本の食文化が将来にわたってもやはり問題を抱え続けるのだろうということを同時に意味しているのかもしれない。面白うてやがて悲しき__ってのはこういうときに使うといいのかな。