Riverdanceの悲劇

Riverdanceのために東京まで行きました。
でも途中でチケット落として結局見られなかったんだよ!何のために東京くんだりまで行ったのかさっぱりわかりません。どうやら新宿から有楽町へ行くまでの間に落としてしまったらしい。11,500円のチケットを!たしか20列の55席だったんだよ!あまりにも強烈で絶対に忘れられないこともあるのである。
そのときのヘコみぐあいといったらない。繰り返しになるが、そのためだけにわざわざ東京まで出張ったのである。かかる費用もバカにはならぬ。あまりのことに、しばらくはぼーっとしてなにも考えられない時間がすぎていった。そしてそのあとで世の中のなにもかもに悪態をつきたくなる。胸ポケットなどという落としやすいところにチケットを入れていた自分が悪いのは承知の上であるが、そう簡単に受け入れられないこの事実。しまいには今日でがけに靴を右足から履いたのが悪かったんじゃなかろうかとまで思う始末。
腹立ちまぎれの晩飯ではいつになくワインなんか飲んじゃったりする。時間がやたら余ったので、それから先は部屋に引きこもって『竜の反逆者』をずーっと読んでいた。その途中、喉が渇いたがなにせホテルのドリンクは高いのでえっちらおっちら歩いて飲み物を買いにゆく。新宿にはコンビニが少ない。しばらく歩く。そしてレシートをゴミ箱に捨てようと思ったときに手を滑らせてせっかく買ったコーラのペットボトルを落とす。いいことなんかなにもない。
ずーっと本を読んでいて眠くなったので、悔しさを胸に寝ようと思ったのだが、頭に浮かぶのはRiverdanceの音楽である。たまらん。
ううう。よよよ(号泣)。
とりあえず一生忘れられない東京旅行であることは確かだろう。