ZakuCopyとそのちょっとした改造

で、tDiaryWikiスタイルで書くようにしたのにはもうひとつワケがある。ZakuCopyと文法を合わせたい。そしてラクをしたいのである。いちいちタイトルと「タイトル:URL」を使い分けるのは面倒なのだ。人間はどんどんラクな方へラクな方へと流れたがる。
ところがtDiaryにおける任意のURLへのリンク書式は「タイトル|URL」であった。ふぎゃ。「:」と「|」の違いは大きい。夢の単一書式がぁぁ。がっかり。
とはいえ、ZakuCopyではコピー前にいくつか用意された書式のひとつを選択するという過程が必要になっている。ちょうどそれなら両方の書式を追加しておけばよいではないか。簡単な話である。
ところが面倒くさがりな私はそれですらイヤがる。
ZakuCopy実行時に開くウインドウは、どうやらインストールフォルダのzakucopy.htmのようだ。説明書を読んでも、書式をいぢりたい場合はこのファイルを書き換えなされとある。そこでzakucopy.htmをjavascriptの勉強もかねて見てみると、javascriptを使ってクリップボードのデータをどうにかしているようだ。ほほう。じゃあonloadを使って、有無を言わせず実行させちまえばいいわけですね……(ごにょごにょ)……できた。
実際にはbodyのonloadでC()、H()、M()いずれかの関数を呼び出すだけである。Cはクリップボード、HはHTML、MはMailボタンを押すのにそれぞれ対応する。zakucopy.htmのbody要素のonload属性は、初期状態ですでに

 <body …… onload="Analize()">

となっている(194行目)ので、これを

 <body …… onloac="Analize();C()">
 <body …… onloac="Analize();H()">
 <body …… onloac="Analize();M()">

のどれかに変えてやればそれで終わり。わずか4文字の改造とも呼べない改造だ。書式の変更は説明書どおりで変わりはない。私は

[[!text!|!url!]]

としている。titleタグの内容が使えればもっとラクだが、ニュースサイトなんかだとどうしてもサイト名なんかが入ってくる場合が多い。それなら大人しく選択文字列で我慢しましょうというココロである。
というわけで、リンクを作成するのが随分ラクになった。最近はPukiWikiを全然更新してないから、とりあえずtDiaryで使えるようにしておけばいいやね。「タイトル|URL」って書式はHikiと同じみたいだから、乗り換えるのもひとつの手かな。