アジアンキッチンでパフェに負ける

2次会はアジアンキッチンにて。私とMさんのふたりはすでに焼肉を食べた後だったので、原水さんにご飯を食べてもらってこちらは軽くトムヤムクンでもいただきましょう__というはずがなぜか1680円の巨大パフェを食うことに。店員さんに「いつお持ちしましょうか?」と聞かれたので「今すぐ」と応えたのだが、これは恐れを知らぬ者の愚かな振る舞いであることがじきに明らかになる。
とりあえず右の写真をご覧いただきたい。店内撮影ゆえ不気味な写真になっているのはご勘弁いただくとして、なにかがおかしい。バナナなどのフルーツ類が異様に小さく見えるじゃないか。さらには下にある全体写真を見てみよう。脇にちょこんとおいてある妙なモノは煙草の箱である。
おいちょっと待ていくらなんでもこれはデカすぎるんじゃないか。
これが花火を突き刺した状態で運ばれてくるのだが、正直想像以上のデカさであった。これは食いきれまい……。しかしおののいてばかりいても仕方がないので意を決して食い始める。全然減らない。これでもかと食う。減っている気がしない。スプーン1杯で1%も取れないのではあるまいかというくらいだ。ぬぬぅ。
しばらくして、ようやく全体の1/3あたりを食い終えた。新たに考案した一点集中型ボーリング法により、深さだけなら半分は行っている。しかし体がこれ以上の生クリームを拒み始めているらしく、もう生クリームの香りをかいだだけでげんなり。けれども生クリームはまだ目の前にどっさり。コーラを飲んでも既に舌が甘さにやられてて味がしないよ!うぅ。
そこではたと気付いたのがグラスの底の部分にある妙な空白。なにやらカタマリ上のものが突っ込まれているのだが暗くてよくわからない。なんだこりゃ?とりあえず携帯のカメラ用ライトで照らしてみるか。
……ケーキ用のスポンジがぁぁぁぁぁぁぁ。
ただでさえ生クリームの食いすぎで胸焼け胃もたれの兆候が顕著だというのに、なにを好きこのんでこんなパサパサしたもんを食わねばならんのだ。もうイヤ。俺はやめるぞこんなこと。ああそうだとももう生クリームなんかごめんだ。俺はこんな甘ったるくてしかも脂っこいモノのない国で一生おもしろおかしく暮らすんだ!いいや止めるな誰がなんと言ってもイヤなものはイヤなんだ。俺はこんな生クリームまみれの生活にはもう耐えられない!いーちーぬーけーたぁぁぁぁぁ(脱力)。
いやほんとに勘弁してくださいすいません。食いきれなかったなら料金3倍って言われるんなら甘んじて払いますからもう生クリームだけはイヤぁぁぁぁ。
とりあえず料金3倍とか言われなくてよかったです。でももうしばらく生クリームは見たくもありません。うぇっぷ。