初日

というわけでRiverdance The 10th Anniversary 初日。1階34列なので結構後ろだと思っていたのだが、案外よく見える。小さな舞台向けになっているとはいえ、演目そのものはDVD(ジュネーヴ版)とほとんど変わらない。今回はHeartland(歌)が削られていた……と思うのだが、そもそも演目からなくなっているのかもしれない。謎。
見ていて思ったのはまず全体的に急ぎ気味に見えるということ。かぎられた時間の中でという制約はあるにせよ、なんだかあわただしい。ただ、そのおかげでMacedonian Morning/The Russian Dervishのスピンがとんでもなくスピーディになっていて、見ているこっちの目が回りそうになる。Russian Dervishは他にも大技連発で、観客のウケもよかった。
ついで小さな舞台向けになったことで臨場感が増しているように思えた。観客との距離が近い。これは近くで見ると迫力あるだろうなあ。人が多くなるとちょっと狭さが目につく部分もあるが、これは一長一短か。ただ、今後さらに演出を見直していく可能性はあるかもしれないという気がした。しかしそれでもなおラインダンスの迫力は健在。シビレる。
初日ということもあってか、タップ音がバラついたり、まだ舞台に馴染んでないようなところもあったように思うが、出演者の気合いが感じられた気がする。掛け声が飛びまくったりどんどん拍手を送ったりと、観客の方も気合い充分。最後は総スタンディングオベーションとなる。満足。
今日発売のベスト版とジーン・バトラーの教則DVDを買って帰宅。次回は16日のソワレ。