ワープロ専用機

ふとワープロ専用機がいつ市場から消えたのかが気になって調べてみた。2001年にバタバタと各社が撤退して、最後まで残ったシャープも2002年末に撤退したようだ。でもまだ3年くらいしか経ってない。実際Windows用の「Power書院」がWindows XPに対応していたりするし、「OASYS 2002」もしかり。まだまだ当時の残り香があるなあという感じ。やはり専用機を使っていた人が買ったりするのだろうか。インクリボンカートリッジなんかもまだ売っているようだ。
2002年ねえ。日本でワールドカップがあったことすらもう忘れてましたよ……とか思って色々見てみる。「Dvorak:オンラインにおける「ブロッグ」現象とは(ZDNN(現ITMedia)/リンク先はarchive.org)」なんて記事を見つけた。「ブロッグ」というあたりが古式ゆかしい感じでよい。似たような業界なのに、時間の流れるスピードがずいぶん違って面白いなあ。15インチの液晶ディスプレイは実売6万円とかしていたようだ。やっぱり今が一番である。
しかし調子に乗って各社がワープロ専用機から撤退した記事をブックマークしまくってしまった。「撤退」とか「終焉」とか、なにやら不吉な字面ばっかりで気が滅入る。困ったもんだ。