空飛ぶ宮殿

大型旅客機だなんて、いったいいくらするんだかも想像できないというか、考えるだけムダだと思わせられるんですが、世の中にはそういうものをホイと買っちゃう人もいるんですな。羨ましいですな。というお話。
しかしなんですか。「空飛ぶ宮殿」ですか。
どうでもいい話なんですが、個人的には「宮殿」といわれると、なんとなくロシア風の丸屋根の建物を想像してしまいます。ほら、あのタマネギみたいな屋根のヤツ。

で、今回はそいつが空を飛ぶんだよなあとか思うわけです。宮殿が空を飛ぶとなれば、やはり想像するのは旅客機などではなく、ロケットエンジンを装着したロシア風宮殿が空を飛ぶの図、でありましょう。言われてみればあの形はロケットに似ていないこともない。
漫画のようなといいますか、なにかの冗談のような図が大まじめに脳内に展開されて困ります。というかサウジの王子はせっかく韻を踏んだ呼び名がついてるんだから、本気で「空飛ぶ宮殿」を作るべきだと思います。そうすれば私なんかはもう恐れ入ってしまって、二度と羨むなんていうマネはしなくなるでしょう。
もちろん、そのかわりに「呆れ返る」という選択肢がありうることについては否定しないわけですけれども。