忘れ物大王

出張中は仕事が終わってしまうとけっこうヒマなわけですが、だからといってあんまりデカいおもちゃを買ってしまうと帰るときに一苦労です。そんなときには文庫本。というわけで昨日の帰りに2冊ほど買いました。そのうち一冊は前に読んだことがあるような風情をかもしだしていたんですが、内容はあんまり覚えていなかったからまあいいやという感じで。

しかし宿泊先に戻ってみると手にしていたはずの本がどこにも見当たりません。なんですとー!駅で切符を買うときに券売機の横にでも置き忘れてしまったのでしょう。はんぎゃあ。だから鞄の中に入れろってあれほど言ったのに!泣こうが叫ぼうがわめこうが文庫本が空を飛んで返ってきてくれるわけではありません。出るのはため息ばかりですよ。はふう。わざわざ来た道を戻るのも面倒なのですっかりあきらめモードです。うーむ。腹いせに今日もう一回同じ本を買ってやろうか。いやしかし。

人間の本性ってのは旅先だろうがどこだろうが大して変わらないということがわかりました。