猫の恩返し

猫の恩返し」の感想です。えーと、最初に「ギブリーズ」という謎な映画が流れるんですが、そんなのが同時上映になってるとは知らなかったのでよもや違う券を買ってしまったのではなかろうかと不安になりました。心配性の人はご注意ください。でも心配性の人は同時上映の映画があることくらいちゃんと見つけるでしょうね。

んで、「猫の恩返し」。面白いは面白いんですが、いかにもジュヴェナイル小説っぽいですねー。なんか「耳をすませば」に出てきたバロンを使いたかっただけなのではないかという感じがしました。バロンがやたら万能のヒーローっぽく、主人公の影が薄い。かなり泣けてきます。白馬の王子サマかなあ。ということはジュヴェナイルというよりは少女マンガなのか?うーむ。
 で、結局はビデオで借りればいいんじゃない?って感じでした。今までのジブリ作品とは絵柄も含めてぜんぜん違うので、受け付けない人もいるだろうなあと思ったり。でもアニメーションの品質はさすがだと思いましたし、猫ハル(主人公)は可愛かったです。また見よう(バカ)。あと、主題歌はつじあやのが歌ってますけど、これは結構好きかもしれん。

ちなみに私はジブリ作品だと「耳をすませば」が1,2を争うほど好きなんです。が、周りの人に言わせればこれはかなりヘンな趣向らしいです。