IEでもマウスジェスチャー

Internet Explorerでもマウスジェスチャー機能を使うことができるようにするソフトのご紹介です。

タブブラウザも色々ありますが、マウスジェスチャー機能をつけているのも結構多いですね。私はDonutPが常用で、最近あちこちでSleipnirの話を聞くのでそっちも使ってみたりしてますが、この機能はどちらにもついてる。マウスの右ボタンを押しながら左に動かすと『戻る』、右に動かすと『進む』、上→下で『更新』ってのがスタンダードなところでしょうか。InteliMouseの機能拡張ボタンに『閉じる』や『最小化』を割り当てておけば、カーソルを動かすのは必要最低限で済むようになってしまうのです。一度慣れるともう戻れない。

ZDNNの記事を見ると、この機能を最初に実装したのは新進ブラウザのOperaのようです。これは便利だってんで数あるIEコンポーネントを利用したタブブラウザがどんどんこれを取り込んでいったというところでしょうか。最近ではMozillaもそうなってるみたいですね。ま、どっちにしたって便利なんだからどんどんやっちまえ、という気分になります。

ところが肝心のInternet Explorerそのものにはこの機能はついてないんですね。それならタブブラウザの方をWindowsの標準ブラウザにしちゃえよ、って話ではあるんですが、私はいまだにIEを使う頻度が高い。なぜかといえば、ウインドウを2〜3枚表示させて記事の内容を見比べるときなんかはIEの方がラクだからなのです。デュアルディスプレイだとこういうことがサクサクできて便利ですな。

でもこれだとマウスジェスチャーが使えず、いちいち戻るボタンまでずるずるとカーソルを引きずっていかねばなりません。なんたる徒労感!ついつい右ボタン押しっぱなしの左、とかやってしまって右クリックメニューを出してしまうこと数知れず。いらいら。というわけでGoogle検索をかけて見つけたのがこちらの『Mu』というわけです。おー、IEでもマウスジェスチャーがちゃんと動くー。便利便利。

というわけでさっそくスタートアップに登録して常駐体制完了。タスクトレイにアイコンが表示されるので、カスタマイズもラクです。よきかなよきかな。こうやってまた常駐アプリケーションが増えていくのでありました。むー、タスクトレイがどんどん横長になっていくよー。


ちなみにWindows用にはStrokeItというソフトもあるようで、こちらは英語。とはいえ日本語で簡単な機能説明をしているページもありますし、日本語化パッチを配布しているサイトもあるので、たぶん普通に使う分には問題ないんでしょう。

なんか無責任な書き方してますが、まだ使ってないんですよごめんなさい。これは単にMuの方を先に見つけちまったからってのが一番の理由だったりするんですけど、んー、StrokeItは右ボタンを押しながら「N」を書くと新しいウインドウが開いたりするんですか。面白そうだけどNの書き方ってやっぱり一筆書きじゃないとダメなんでしょうか。それだったらカスタマイズして簡単なコマンドを割り当てたほうがいいかもー。

そうか、マウスジェスチャーって格闘ゲームの必殺技みたいなヤツなんですな。