チップ in ヒト

24日(月)の記事ですが、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が微小エネルギーで駆動するチップを開発したというニュース。体温程度のエネルギーでも動いちまうそうです。省エネルギーっすなぁ。

で、NEDOは「電池不要な情報通信端末が実現できる」という予想を立ててもいるそうです。確かに普通に考えるとそっちの方向に行くでしょうね。でも、これって体内に埋め込んでも動くんじゃなかろうか。SFとかで見かける体内チップってヤツですね。そんなことしてなんに使うのかといえば、まあ簡単なところでは名刺交換とか。これには超小型の無線送受信のためのモジュールも必要になりますね。

で、私が考えたのは埋め込んだチップに本人認証のためのデータを入れてしまうのはどうかと。たとえば指紋や虹彩などのバイオメトリクスな情報からハッシュを生成するとか。この場合だと体内に埋め込むのはチップと無線の送信モジュールだけかなー。あとは盗聴防止さえできればバッチリだ!10年に一度くらいは最新型のチップに交換したりするのですよ。手のひら付近に埋め込んでしまえば手をかざすだけでドアロックを解除できたりするし。まさしくSFな世界だ。

ちなみに記事中で個人的に一番面白かったのは、「ゼンマイで発電した電気を動力にする情報端末」ってやつです。時代の最先端を突っ走っているに違いないチップの動力がよもやゼンマイとは。先祖がえりも甚だしい、とか思いました。