曜日を指折り数える

Linuxサーバを立ち上げているのはいいんですが、ずーっとつけっぱなしなのはやはり少々恐ろしいものがあります。なにせ購入半年で電源がブッ飛んだという前科を持つマシンですからなおのことでしょう。

というわけで気休めに週一回くらいの割合でシャットダウンさせようと思ったのでした。少しくらい休みをあげたほうが電源のもちもいいだろうとのヨミです。

しかしこれを手動でやっていたのでは面白くもなんともありません。ルーチンワークこそコンピュータに任せるべき最適の仕事!というわけでいそいそとGoogleでやりかたを調べ、設定ファイルを編集して毎週水曜日の午前4時にシャットダウンさせることにしました。結局のところ起動は自分でスイッチを押さねばならんあたりにちょっと疑問を感じたりもしましたが、ちょっとでも考えた瞬間にミもフタもない結論に達してしまいそうなので慌てて自らに言論統制を敷きます。

とりあえず設定が終わったので寝る。あとは水曜の朝のお楽しみ。


その日はイマイチ寝つきが悪かったので、ずーっとうとうとしておりました。サーバ機のファンが低い唸り声をあげています。ぶーん。人間結構なんにでも慣れるもので、今ではそんな騒音の中でも平気で寝たり起きたりできるようになってしまいました。最初はうるせぇファンだなぁと思ってたんですけどね。耳にはつくけど気にはならない。いやー慣れというのは恐ろしくもすばらしい。と、突然ファンの音が停止。

しーん。

騒音の中で暮らしていると静かなほうがかえって落ちつかなるものです。ってかなんでいきなりファンが止まる?また壊れやがったかこの野郎!

しかしそこでふと思い出したのは先ほど設定した定時実行のこと。時計を見ると午前4時です。確か水曜日の午前4時にしたんだよなあ。時間的にはぴったりだ。でも本日は木曜日。んー。

自動実行の設定ファイルでは、曜日も数字で設定するような書式になっておりました。すなわち日曜が0で土曜が6。設定するときに指折り数えたから間違いないと思うんだけどなあ……とふたたびやってみると水曜日のところでは指が4本折れている。うむ。確かに曜日のところには4と書いた記憶がある。念のためにもう一度やってみるか。えーと日月火……。

……ってちょっと待て。なんで私は0のときに親指を折り曲げてますか?

というわけで水曜日に再起動させたければ設定すべき数値は3だったってわけですよはっはっは。ってか先日の「ショートカットのコピー」に引き続いての大間抜け。やっぱり笑うしかないってなもんです。えいもう知らん。とりあえずシャットダウンはされたんだから電源がめでたく休暇を取れたのには変わりない。寝る。


午前4時なんて時間に寝るもんだからその朝はめでたく寝坊。ものすごい勢いで準備を済ませ、サーバの再起動なんかすっかり忘れて仕事に行ってしまったのは言うまでもありません。