NETSKY.Q 顛末記

今週一杯は今の部署で仕事をすることになったのだが、最後の最後でNETSKY.Qなんてのが流行りやがる。昨日一気に広まったらしいのだが、当方の職場でもそれは御多分に漏れず、ウイルスパターンの更新が間に合わなかったためにメールゲートウェイをスルーしたウイルスどもによる絨毯爆撃を受けた。29日時点で一名の被弾を確認。
さらに今日になってからもう一名が被弾していることが明らかになり、被害者は二名(ないしは二台)であることが判明した。防衛策が個々人のリテラシのみになった途端にこのアリサマである。感染したPCには『LANケーブルぶっこ抜き』なる原始的だが効果的な処置を施し、そののちに隔離病棟送りとする。
ベンダからツールが出たところで駆除を開始。処置終了後は最新のパターンファイルを手動で入れ込んでからスキャンをかけ、陰性反応を確認した後で現地へ再送還とした。以上で対応は一応の終了となる。なんだかんだで15時くらいまでかかってしまった。普通の仕事がまるでできなくなるのには困ったものである。
そういえば前の部署でも異動直前に火山が噴火しててんやわんやになったなあ__ということをふと思い出す。思い出したところでどうにもならんのだが。