Firefoxでマウスジェスチャ

 あんまりIE系ばかり使っているのもナニかと思ったので、久しぶりにFirefoxをインストールしてみた。バージョンは0.9.3。まあシンプルなブラウザではあるが、起動が今ひとつドンくさい気がする。なぜだ。まあHTML解析に便利なDOM Inspectorとか、面白いツールがついているのでよしとします。最近は検索バーとタブブラウザ機能は当然のようについてきますな。
ただ、検索バーはともあれ、タブブラウザ機能については場合に応じて使い分けたいものだと思っている。いろんなページを並べて見るのにはSDIの方が向いてるわけだし。それゆえ現行のIEIEコンポーネントなブラウザが共生している状態は結構気に入っているのだ。世の中からタブなしブラウザがなくなるのはちょっとイヤかも。
Firefoxに話を戻すと、こいつはデフォルトだとマウスジェスチャが使いない。ダラダラWeb巡りには必須の機能なので、これはなんとかしましょう。ということで、All-in-One GesturesというExtension(プラグインみたいなもの)をインストール。必要最低限の機能だけ使えればいいし、MuやDonut RAPTと同様のセッティングにしたいので、まずはオプション項目を見てみることにした。
……なんでこんなに機能が多いんだ!
デフォルトで50近くの機能がジェスチャで使えるようになっている上、設定可能な項目に至っては60近くもある。そんなに覚えてられるかー!キー!とか思いました。てかブラウジングでしか使わないのにそんなにたくさんのジェスチャを覚えてもしょうがないです。日々使うのはせいぜい「進む」「戻る」「再読込」「最小化」「閉じる」くらいだから、それだけ設定しときゃいいや__ということで他の機能はあっさり無効化。無駄遣いできるほど記憶力に満ち溢れてるわけじゃないんだよ。マウスジェスチャでページスクロールなんて、ホイール付マウスを使っている限り一生ないと思います。てか仮にホイールがなくてもどうせマウスで操作できるんだから普通にスライドバー使うよと思った。
まあ世の中にはすべてのジェスチャをものすごい勢いで駆使しつつブラウザの機能を使いまくっている御仁もいるのかもしれません。Webデザイナな方はあちこちでHTMLソースを見まくる(かもしれない)ので、ジェスチャでそれができればありがたいと思うこともあるんでしょう。そういう意味では思いつく限りの機能をジェスチャで呼び出せるようにするってのは、ひとつのアプローチとしてアリということになる。
まあ俺はヌルいユーザーだから関係ないやー。テーマでもいじくって遊んでるくらいがお似合いってもんですよ。
なんでブラウザのカスタマイズでそこまでスネなきゃならんのだ。
なんだかんだ文句言ってますが、マウスジェスチャを使っているときに軌跡が表示されたりするのはよい思いますよ。あと、ながーいページをものすごい勢いでスクロールさせているときに、最上部ないし最下部に近づくとスクロールの速度がゆっくりになるのも優れモノのインターフェイスですな。こういう細かいところの気配りは嬉しいもんだと思いました。