やっぱり文字の小さなサイトは大嫌いです

最近ものすごい勢いで目が悪くなっているような気がします。眼鏡が合っていないのか、全然焦点が合いません。PCの操作も一苦労です。身を乗り出して画面に顔を近づけるか、あとはカンを頼りになんとかするしかありません。誤字が増えて困る。もともと裸眼では電球の灯りがドーナツ状に見えるくらいの乱視なのでまあ半ば諦めてはいますが、さっさと眼鏡を作り直した方がよさそうです。でも乱視用の眼鏡は高いのでやっぱり困ったものです。
そういう状態になってしまうと、人間はどういうわけか怒りっぽくなります。普段当たり前のように出来ていたことが出来なくなってしまったせいかと思いますが、なにか世の中にとてつもない陰謀が渦巻いているような気さえしてきます。中でも小さい文字のサイトなんかはよくありません。8ポイントとか9ポイントとかで書かれている記事を見ると底知れぬ悪意をすら感じます。こちとら12ポイントでも読みづらいんだよ!もう死んでしまえとか思います。しかしわざわざ読みに行くということは巡回先として楽しみにしているだとか、面白そうな記事だと思っただとかそういう理由があるわけなので、死んでもらっては困ります。500円玉でジュースを買ったのにお釣りが出てこない!とかそういうレベルのイヤなことがあればいいと思います。なんだったら200円でジュースを買ったのにお釣りが出ない!とか150円で(以下略)でもいいです。みんなしてペットボトルを買えばいい。
ともあれ、なんだかんだで小さい文字のサイトも読みたいことはあるわけでして、なんとかして少しでも読みやすくしようという試みが必要になります。巡回先になるようなサイトはRSSリーダーに登録してしまえばよいのでこれはラクっちゃあラク。今のところ130件ほど登録していますが、実に快適に使えています。
そうなると巷でウワサの「RSSは全文配信すべきか」とかいう問題も出てくるわけですが、私はあんまり気にしてません。仮に全文掲載されていようとも最初の一文を読んで大して興味が湧かなければあっさり飛ばしてしまいますし、全文掲載されていない記事で最後まで読みたいと思うものがあれば、ショートカットキーを使ってそのサイトを開くまでです。
そこで文字が小さかったらどうするか__といえば、「ちょこっと文字サイズ(クロノス・クラウン)」を使うこともあるし、あっさりや諦めることもあります。右クリックメニュー一発で切り替えられるので大した手間ではないですけど、それにしたって手間は手間なので、そこを押してまで読みたいかどうかという判断が働くわけですね。二段階選抜です。このへんは直感勝負で瞬時に判断を下します。じっくり考えても意味ないし。
そういう意味ではRSSで全文配信していないサイトだとか、文字が小さいサイトだとかは、より私に読まれる可能性が低いワケです。ざまみろと言えないこともないのかもしれません。ただ、私に読まれるかどうかなんて世界人類にとってはどうでもいいことなので、やっぱりざまみろというのはやめておいた方が無難なんじゃないかと思いました。ばーかばーか、などの小学生レベルの捨て台詞が関の山です。
しかし、そういう読み方をすると、せっかくの面白い記事を読み過ごしてしまうかもしれないじゃないか!という可能性はあります。これは大問題なのではあるまいか。アンテナの感度が悪いと、つねに新しい情報を収集していなければならない現代社会から振り落とされちゃうよ!
まあ別にそれでもいいじゃん。
本当に面白い記事なら私以外のたくさんの人が面白い!と思うはずで、そういうのははてなブックマークあたりでさらってくればよいです。文字が小さければそこでもやっぱり二段階選抜を働かせれば済む話。今さらアルファブロガーだのなんだのになりたいわけでもなし、それならこの程度で充分キャッチアップ可能だと思います。極端な話タイトルだけ流し読みしていても全体の傾向はつかめる。観客としてならその程度で充分です。その程度で振り落とされるような社会ならこっちから願い下げだって気もしますし。
そうでなくともWebでは毎日毎時毎分毎秒新しい記事が増殖し続けているわけでして、いささか情報過多気味なところがあります。それなら少しくらい切り捨てるくらいがちょうどいいんじゃないか。つーかむしろその方が限りある時間を有効活用できるかも!よかったね!って感じがしませんか。私はそう思ってます。
だから文字の小さなサイトは自ら進んで捨て駒になってくれているありがたい存在なのだとさえ言えるのかもしれません。称えるべき自己犠牲の精神!なのでそういうサイトを運営している人は、永遠にゴマ粒みたいな文字で視力5.0くらいの人を相手に記事を書き続ければいいんだと思いました。天下泰平こともなしです。
やっぱり眼鏡作った方がいいんじゃねえかなあ。しかし7〜8万の出費は痛い。どうせボーナス払いなんだから早かろうが遅かろうが変わらないのですが、まあなんですかその、というわけで私は今日もぐずぐずしてばかりいるのです。一番のバカはお前だ。