女兄弟のいそうなヒト

私には姉が一人おります。仲が悪い、というわけではないですが、とりたててべったりということもなく、あちらさんが結婚してしまって以降はあまり会う機会もありません。最後に会ってからもう2〜3年は経っている気がします。
ところで先日の飲み会で家族構成の話になりまして、ああやっぱりこの人はひとりっ子なのか、あなたはやっぱり末っ子ですか、というような、とりたてて根拠があるわけでもないことでひとしきり盛り上がりました。そこで私が言われたのが「いかにも女の兄弟がいそうだよね〜」という一言。
そうか?
そもそもなにをもってしてそう言われたのかがよくわからないのでした。確かに女兄弟がいることには違いないので、なぜそう思ったのか聞いてはみましたけれども、帰ってきた答えはいずれも「……なんとなく」ってそれじゃ全然わからないのですよムキー。謎は深まるばっかりです。
自分で言うのもげんなりですが、私と来た日にはかなりがさつで細やかな心くばりができるわけでもなく、かつ理屈っぽいといういかにもニブい男の典型例みたいなヤツです。あまり女性性を感じさせるようなところはないと思うのですが、さてこれは一体どうしたことなのか。年代の近い女性と一緒にいる時間が長いためにある程度感化されて、少しくは女性性が身に付いている、とかいう説明ならまあ納得できるかも、と思ったのですけれども。といって女性のあしらいに慣れている、というわけでもないしなあ。
つかそう仰る方々がことごとく女性であったところにも、なにがしかの意味があるような気がしてしまいます。これが女のカンというやつですか?ちょっと検索をかけてみましたけど、「女のカン」に関しても右脳と左脳の使い方やら生物学的な説明やら、諸説ありまくりです。まあもともとの問題設定が漠然としてるからなあ。でもってそれが女兄弟のいる男性にどういう影響を及ぼすかについてはさっぱりわからずじまいです。むう。
とまあいっそ清々しいまでに何もわからないままという状態が続いているのでありました。まったく世の中には不思議なこともあるものです。