UL20A 雑感

ASUS UL20Aを購入して2週間ほど経ちました。毎日持ち運びつつ使ってみての雑感などを軽く書いておきます。詳しいレビューは「西川和久の不定期コラム Celeron SU2300搭載でゴッキュッパ! ASUS「UL20A(PC Watch)」などをお読みいただければよいかと思います。

通常使用には文句なし

Cerelonマシンを使うのはほとんど初めてなんですが、通常使いにはまったく問題ないですね。主な用途はブラウジングとメール確認、あとはテキスト編集程度という、ごく軽いものばかりなんですが、時折YouTubeなどで動画を試聴をしても処理落ちはほとんど見られません。さすがにHD動画ともなると、はじめはちょっと処理落ちが見られたんですが、これもFlash Player10.1を導入後は全く問題なしになってます。Windows7でAeroを有効にした状態で、ですから、これは予想以上にやるな、という印象。
また、発熱、ファン音についても特に気になるレベルではありませんでした。AC電源はけっこう熱くなりますが、普段使っている分にはあまり触れる機会のない部分ですし。それよりかはネットへの接続環境として利用しているE-Mobile端末の方がよほど熱くなるくらいです。

タッチパッドの境目がわかりにくい

評判を見ているとクリックしにくい、という評判が目についたんですが、それよりかはタッチパッドの境界線がわからなくて戸惑うことが渡しの場合は多いです。写真を見ていただけるとわかるとおり、凹凸があるだけではっきりとした境目がないんですね。また、この凹凸はさほど深くなく、ポイントしている箇所を見失って、結局視線をそちらに向けるという場面がしばしばあります。これはちょっとしたストレス。

1.56kg+AC電源はけっこう重い

1.5kgってそんなに重くないかと思っていたんですが、普通のブリーフケースに入れて持ち歩くとけっこう疲れるものです。さらにはAC電源も一緒となるとなおのことですね。日常、PCだけ持って歩く場面と言うのはそうなくて、大体は他の荷物と一緒になるわけですから、荷物の選定には気を使わざるを得なくなります。肩掛けの鞄を使った方がいいのかな、とも思いますが、それでもしっかりと持ち重りはしそう。といってこれより軽いPCを探すとなると軽量をウリとするネットブックか、あるいはLet's Noteのような高級機になってしまいそうなので難しいところかとは思います。



というわけで本当にざっくりな感想としてはこんな感じです。難点もあげましたが、それはどちらかという些細な点でして、そこを差し引いてもトータルとしてはよいPCだと思いますよコレ。なにしろ6万前後で購入できるんですがら、コストパフォーマンスが非常に優れていると思うのです。ネットブックだとスペック的にちょっとな、という方には是非オススメしたい。
購入時のポイントになりそうなのは有線LANが100MbpsどまりであることとHDMI出力がない部分だと思います。そこをじっくり吟味する必要はあるでしょうが、有力な候補の一つになることは間違いないのではないでしょうか。