CX3:ハイコントラスト白黒モード

CX3は日頃のスナップ用に、ということで購入したのですが、その中でも使ってみたいと思っていたのがハイコントラスト白黒モードです。最近好んでモノクロ撮影をしているせいなんですけれどもね。オフィシャルサイトでは

通常の白黒モードよりもコントラストを強調した撮影ができるので、フィルムカメラで超高感度フィルムを使用して撮影したり、増感現像したような、ざらついた印象の画像を記録できます。

とあります。なんかカッコいい写真が撮れそう、という気になってしまいます。

ところがこれがやってみると意外と難しい。簡単に白飛び黒つぶれするので、たとえば右の写真のように空が真っ白ということになりかねないのです。白黒二値画像のようだ。
とはいえコンクリートや石みたいなザラついた感じはよく出ますね。やっぱりそういう素材を撮るのがよいのだろうか、ということでいくつか撮ってみます。で、これはちょっといいかなー、という出来になったのが以下2点。

1枚目はおおよそ想定通りな感じです。石畳の感じがいい。普通に撮るとただのっぺりしてしまいそうなところですが、わずかなコントラストでも強く出るのでうまいこと表情が出てくる。
2枚目はちょっと意外な感じ。上半分の壁がハイコントラスト側に寄ってつるっとした雰囲気になっている。下半分のゴツっとした部分と好対照かも。もっとザラつきが残ると思ったものですが、それがきれいにならされています。なんだか灼き尽くされたように見えなくもないですが、それはそれでけっこう好きだなあ。
やはりこれは都会的な、ちょっと冷ややかな絵にはあうのかも、という気がします。もう少しいろいろ試してみたいところですなー。
参考:ハイコントラスト白黒モードを使ってみる(RICOH Photo Style実験室)
RICOH デジタルカメラ CX3 ブラック CX3BK

RICOH デジタルカメラ CX3 ブラック CX3BK