WirelessIntelliMouseExplorer2.0

長い名前だ。ま、それはともかく次はデバイスとしての話をする。
こっちはけっこういい感じのブツに仕上がっていると思う。なにがいいって、今までのMicrosoftのマウスに比べ、格段にフォルムがすっきりしていて私の手の小さな手にすっぽり収まってくれるのである。Wireless Explorerの前モデルがとにかくグラマラスだったので、これはすごくよい。日本人の手には合っているのかも、などと思ったりする。
ただし不満もないではない。まずはホイールボタンがなんだか押しにくい。真下に押すのではなく、ちょっと手前に引くという感覚になっているような気がする。もっともこれはちょっと使えば慣れる問題だろう。それよりも気になるのは、ホイールの回転がなんだかもっちゃりしているのである。無段階スクロールは今回のマウスの大きな特徴のひとつで、細かい操作がやや難しくなったとはいえ、それ自体は個人的にも気に入っている。ただしホイールを回すときの抵抗が妙に大きいのが気に入らない。これはダメな人には徹底的にダメなんじゃないか。購入を考えている方は、ぜひ店頭のデモ機を触るべきである。というか今までのスクロールマウス全般と比べても大きな違いがあるので、デモ機を触らずして購入するのは止めておいたほうがいい。
あと、一番大きな話題になるのはなんといってもチルトホイールだろう。ちょっと使ってみた感じではたしかにいい感じでもある。
でもさー、横スクロールが必要な場面ってそんなに多いか?
というわけでこの機能については評価しがたい。なんとも歯切れが悪くてアレだが、使う機会があまりないのもたしかなのでご勘弁を。