儀礼的無関心反応リンク集 (羊堂本舗)

最近一部で盛り上がっていた「儀礼的無関心」についてのリンク集。
「儀礼的無関心」の例 』を見てみるとわかりやすいと思うが、要は昔からあった「無断リンクの是非」の変種みたいなものらしい。名づけの勝利という気もしないではない。
まあ話題としてはそろそろ旬を過ぎたころだろう。さまざまな意見もおおよそ出尽くしているように見える。私は基本的には「WWWというオープンな場所でやってるんだから、衆目にさらされることを拒むなんてムリでしょ」と考えるが、それでも「儀礼的無関心」を求める気持ちを否定しようとは思わない。多分誰しもそういう面を持っているのではないかと思うからだ。できれば秘密にしておきたい、けど誰かに話したくてたまらないということのひとつくらいはおそらく誰にでもあることだろう。「ミンナニハナイショダヨ」のココロである。
いわゆる「内輪サイト」が儀礼的無関心を明示/暗示を問わず要求していることは、それと同じことなんじゃなかろうか。そのへんが面白いなぁと思う。なにが面白いのかって、そういう人間個人の持つ性質が、WWWという大きな枠組みの中で再び現れてきていることが面白いと思うのである。こういう例は他にもあると思う。集団があたかも一人の人間のような性質を持つようなことが。
こいつはフラクタルだ。
そういう喜び方をする人は他にいませんか?
まあだからなんなんだって話なのは確かである。もうちょっと生産的なことに時間を使ったほうがいいような気もしないではない2月初旬のある寒い日であります。