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ふたつの思考法の対立とその上手な解消法に向けて

さて、上の文章で最近仕事で苦労している、と書いた。あんまり具体的なことは書けないが、新しいシステム作りをしているとでも思っていただければいい。 そこで色々難儀しながら思ったのだけれども、どうも人の考え方にはボトムアップ式とトップダウン式のふ…

日本版Riverdance

言うまでもないことだが、Riverdanceはアイルランドの伝統的な音楽、ダンスをベースにしたショーである。ところがさて、世界に誇る文化を持つはずの日本からこういう世界に通じるショーを作り上げることはできないものなのだろうか?帰り道に友人とちょっと…

プライバシーの終焉

ネットの情報が豊かになっていることを実感する(ただのにっき) 今更な反応だけれども、 そろそろ、プライバシーなどそもそも存在しない、という方向に、考え方を変えたほうがいいかもね。 という視点が新鮮だった。個人情報保護法の施行の影響か、「プライバ…

Web2.0はスゴいのか?

たくさんの反応がもらえたので調子に乗ってあちこち見ていたら、上のような問いがいろんなところで見受けられた。「ただのバズワードでしょ?」という意見もあるし、上のCNETの記事でも「これを口先だけの無意味なマーケティング用語だと批判する者も」いる…

「OS 対 Web」なのではなく

Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル(前編)(CNET JAPAN) Tim O'Reillyの論文の日本語訳が出た。エラいぞCNET JAPAN!はてなブックマークでもすでに350人以上の注目を集めているし、記事に対するTrackbackも30以上。さすがに注…

「コンテンツはフローとして存在する」への追記

Blogにおける「過去ログ」の価値の低下__とか書こうと思ったんだけどそういう話にならなかった。まあ「おしゃべりの記録を漁りたいことなんてまずない」ってだけだからここに書いておこう。あと、コンテンツの読み方だけでなく、書き方についても完膚無き…

コンテンツはフローとして存在する

はじめてWebに接したのが1998年なので、結構長いことネットに浸っていることになる。で、時代はいつのまにやら「Webサイト」から「Blog」になってしまったのだが、実は「Blog主流になってから読み応えのある記事が減ったなあ」と思っている。 しかし一体なぜ…

Web2.0を必要とする人

激しく動く米ネット世界、でも日本は・・・・(My Life Between Silicon Valley and Japan) 梅田望夫氏のBlog。 深くなるほど、と思ったのはWeb2.0が「理論武装」だというあたり。 以前ヨタった時に、つらつらと文章を書きながらも「Web2.0を誰が必要とするの…

函館で朝市な活イカ

函館に行くのは約5年ぶり。JRで3時間ちょっとである。ついてみると駅舎が真新しくなっていて驚いた。ちなみに車内で長万部駅名物のカニ飯弁当を食べてみたのだが、そんなに感動するほどウマいもんでもないねという感じ。その割に1,000円という値段はちと…

ピカソ展 〜臆面もなく感想を述べる

というわけで実際に観てきたわけだ。狙いどおりそれほど人は多くなかったので、まあよかったよかった。 今回は「〜幻のジャクリーヌ・コレクション」ということで、ピカソが70歳の時に出会い、以後20年の間、彼のミューズ(女神)であり続けた(らしい)ジャクリ…

ピカソ展 〜ヒネた見方で行く日を決める

午後から休みを取って、北海道立近代美術館にピカソ展を見に行く。わざわざ休みを取るなんて、とよほど熱心そうに思われそうだがさにあらず。できるだけ人の少なさそうなシチュエーションを選んでいたらこうなっただけのことである。 私も含めて普段芸術なん…

「なんたる 〜」 〜キケロについて

↑の文章で「なんたる怠惰」と2回書いたが、これはキケロのカティリーナ弾劾演説における「ああ、何たる時代、何たるモラル!」(O tempora, o mores !)のもじりである。名前だけは誰でも知っているのだろうが、実際にどのような人物だったのかを知っている人…

大文字の入力

とあるシステムがある。そいつはあまりコジャレた仕様になっていないのか、それともそうすればセキュリティを高めることができると考えたのか、シングルサインオンになっていない。つまりログイン時に使うものとは別のパスワードをシステム起動時に入力する…

社会見学

名古屋勉強会のオプショナルツアーだそうで、講師の方などにくっついて半田まで行く。名古屋駅から名鉄ないしJRで大府駅へ。そこでJR武豊線で半田駅までおよそ30〜40分ほど。武豊線は見事なまでのローカル線であるが、競馬で武豊フィーバーが起こった際には…

旭山動物園

撮影はいずれもA5401CA。FZ1持ってきゃよかった。 冬期間は入園料が安い {{image_right 0, 'おすましペンギンと毛づくろいペンギン'}} 本日は旭川市にございます旭山動物園よりお送りしてまいります。何度かTVなどでもユニークな取り組みをしている動物園と…

TVゲームの「成熟」

ゲームをしない子供が増えているらしい TVゲームがその市場規模を減らしている、らしいという話がある。いささか古い話だが、2000年の市場規模は1996年と比較しておよそ2割減少しているそうだ(コンテンツ産業の現状と課題(PDF)/経済産業省)。雑談をしている…

ざまーみやがれ

プログラムを組むのが楽しい、ということを否定するつもりはないが、100%楽しいことばかりなわけでもない。どういうことか?原因のわからないデバッグにうんうん唸ってるときに「プログラムって楽しいよネ☆」と能天気に言われることを想像してみるといい。…

Blogでバーンアウトする人と、しない人の違い(CNET Japan)

梅田望夫氏のBlog。 こういうのを読むと、やっぱり「自分はどっちなんだろうなあ」という気がする。正直わからん。自分の文章に対しては、堅苦しくて読みづらいのが多いという感想を持っているくらいである。その点、梅田氏のBlogはあまり肩のこらない感じが…

置くだけ

トイレ掃除は面倒くさいので、少しでも回数を減らしたいと思いました。しかし思っただけではどうにもならないので、ブルーレットを買ってきたのです。これで少しはヨゴレがつきにくくなって、掃除をする回数が減るといい。しかしパッケージを開けて設置しよ…

牛丼の主題による狂想曲

牛丼はすっかり悲劇の主人公である。ことに牛丼の代名詞とさえいえる吉野家での販売休止については反響が大きく、牛丼を求めて行列ができたりしてしまう。挙句の果てには「牛丼屋に牛丼がないのはどういうわけだ」と暴れる人まで出る始末。 そんな中で鈴木み…

儀礼的無関心反応リンク集 (羊堂本舗)

最近一部で盛り上がっていた「儀礼的無関心」についてのリンク集。 『「儀礼的無関心」の例 』を見てみるとわかりやすいと思うが、要は昔からあった「無断リンクの是非」の変種みたいなものらしい。名づけの勝利という気もしないではない。 まあ話題としては…

喋ること、説明すること、そして議論すること

T's Diaryさんの「考えてしゃべらなきゃ!」に触発されて、思ったことを延々と書いてみる。これを反応といっていいのかどうかは微妙なところ。 新聞などでは失言問題が取りざたされることが多いけれども、実際に国会議員の話などを聞いてみると、これがなか…

発泡酒をビールと呼ぶか

仕事帰りにふらふら歩いていると、ある居酒屋の立看板が目にとまった。タイムサービスで生ビール一杯98円とか書いてある。普段酒を飲まない私にとっては「ふーん」程度のことでしかないのだが、それでも随分安いような。でもどうせ出てくるのは発泡酒なんじ…

自己主張するリンク 〜TrackBack雑感〜

昨日はさっそくT's DiaryさんからTrackBackをいただいて喜びの日であった。しかし『突然TrackBack Pluginを導入した理由』とか書いておきながら、肝心の理由がさっぱり書いていない。これはいかん。とはいっても、要するに流行りものに遅れて乗っかったって…

突然TrackBack Pluginを導入した理由

Weblogがブームになり、Web日記との違いがどうのとかいう議論がかまびすしかったのも結構前の話である。少なくとも旬の話題ではあるまい。ではなんでいまさらWeblogの特徴であるTrackBackを導入したのか。 まずT's Diaryさんが==今年に入って==昨年12月から@…

日本人のアイデンティティ

ずいぶん前に買った「アイルランド歴史紀行」をいまさら読んでいるのだが、その中でアイルランドの生んだ文人についての記述が目にとまった。サミュエル・ベケット、ジョージ・バーナード・ショー、ウィリアム・バトラー・イェイツ、ジェイムズ・ジョイスな…

オンラインでレンタルDVD

先日知り合いから聞いたのだが、ネットからDVDをレンタルできてしまうところがあるらしい。思えば最近全然レンタルってことをしていないのだった。近くにショップがないわけではないのだが、歩いて15分くらいかかるのだ。夏場ならいざ知らず、この時期にそれ…

UMOJA

肝心のUMOJAについてなにも書いていないことに気が付いた。昼夜逆転の生活にすっかり体がなじんで寝られないので感じたことでも書いておくことにする。 NHKのサイトによれば、UMOJAとはスワヒリ語で「団結・結束」を意味する語とのことだ。舞台はまず南アフ…

かきぞめ

というわけで明けましたのでこんばんは。 教育テレビでUMOJAを見ているうちに去年から今年への境界線を越えてしまった。アフリカの民族音楽をベースにした舞台で、なかなか面白い。ただ、蕩尽伝説さんのレニ・リーフェンシュタールとグロテスク的肉体の美 を…

スポーツ中継の主役は誰か

世界水泳選手権に出場したのは北島だけじゃない MSNジャーナルのマーティ・キーナートのコラム。ここしばらくは日本のスポーツ界がけちょんけちょんにされていたりする。 で、世界水泳の松岡修造と優香については何度か耳にした。いずれもボロクソである。そ…