RICOH CX3


夏は蒸し暑くてやる気が出なかったのですが、そろそろ秋めいてきて涼しくなり、また写真を撮ったりしています。最近はモノクロばっかり。だってホワイトバランスとか考えるの大変なんだもの。ていうか撮った写真を見せたら「世界の終わりみたいだ」とか言われるんですけど。そうか?
カメラは変わらずNikon D5000を使ってます。バリアングル液晶は便利だなあ。ローアングルから撮るときに腹ばいにならずにすむし。

といいつつ、一眼レフはやっぱり重いです。せいぜい1kg程度なんですけど、持ち歩くと気になる重さなのは確か。これでも付属品をほとんど持ち歩かないので必要最低限ではあるんですけどね。カメラが趣味とかいう人は、これに加えて交換用のレンズを何本も持って歩いたりするんでしょ?さらには予備のカメラだの三脚だの、つまりもっと重いわけだ。あー無理無理。そんな体力ありません。
つまり1kgでさえ常時携帯にはツラいなあとか思っておりまして、まあ遠出するときは気合も入るけど、普段からそんなに気合の入った人間ではないのです。なので普段撮り用の軽いカメラもほしいわけです。
というわけでRICOHのCX3を買いました。
RICOHのデジカメといえば新型であるところのCX4が出たばっかりでして、おかげでAmazonでは半値以下の2万円そこそこで買えたりするのです。今年の春に出たばっかりなのに。いやなんというかとんでもないことです。ありがたく恩恵に預かっておいて言うのもなんですが、こんなことで世の中本当に大丈夫ですか?
ともあれCX3です。こいつは一応エントリーユーザー向けなんで、絞りがどうとかシャッタスピードが云々とか、そういう細かいところまでいじることはできません。そういうことがしたいひとはおとなしくデジイチを持ち歩くか、あるいは同じRICOHでもGR DIGITAL IIIあたりを使えばよいのです。最近はデジカメの機能の進化も飽和状態なのか、他のカメラメーカーからもソレっぽいアレが出てますから、そっち使ってもいいです。
細かい設定ができないってのは逆に言えば簡単に撮れることの裏返しでもあるわけで、まあ良し悪しなんでしょう。大げさに設計思想の問題と言ってもよろしい。で、その設計思想とやらに沿うことを考えても、こういうカメラの場合は難しいことは考えずにシャッターを押しまくったほうがよかろうと思うのです。思ったのでそうしてみました。先にも書いたようにモノクロづいている昨今なので、ハイコントラストHWモードで撮ってみるのです。なかなか面白い絵が撮れます。

RICOHのカメラはなかなか評判がよろしいようで、確かに液晶モニタはキレイだしデジタル標準器で水平が取れるのもありがたい。アルミボディの質感も含めて、なるほどしっかり作ってるなあという感じです。マクロモードだとAFが遅いですが、まあ1cmまで寄れるというメリットを考えればよしとしたものでしょう。
というか届いてみてまずびっくりしたのがその梱包の簡素さでした。段ボール!間違って業務用のなにかを注文してしまったかのような気持ちになります。ううむ質実剛健。すげえや。
RICOH デジタルカメラ CX3 ブラック CX3BK

RICOH デジタルカメラ CX3 ブラック CX3BK