すごい会議(大橋禅太郎)

色んなところで面白いと言われていたので、いまさらではあるが読んでみた。 なるほどこれは面白いかも。 前半部の著者の来歴みたいのが必要かどうかってのはあるが、実際の会議の進め方の部分はその手法のひとつひとつが目標に向かってごくシンプルにできあ…

到着

本 ネガティブハッピーチェーンソーエッヂ(滝本竜彦) モーパッサン短編集2 モーパッサン短編集3 DVD An Irish Evening(The Chieftains)

到着

本 サマー/タイム/トラベラー2(新城カズマ) ARIA(7)(天野こずえ) CD Disco(Pet Shop Boys) Disco3(Pet Shop Boys)

XII 迷走する帝国

マクシミヌ・トラクス帝 → 皇帝乱立 北アフリカにおける大地主の反乱 → ゴルディアヌス、ゴルディアヌスIIの擁立 → 現皇帝、「国家の敵」に 第三アウグスタ軍反乱 → ゴルディアヌス親子殺害 元老院、バルビヌス、パピエヌス擁立 マクシミヌス謀殺 バルビヌス…

XI 迷走する帝国

アレクサンデル・セヴェルス帝(続き) ゲルマンへの出立、いつまでも乳離れしない奴! マクシミヌス・トラクス帝 軍人皇帝、低い身分からの大抜擢、元老院には嫌われる「半蛮族」

XII 迷走する帝国

カラカラ帝 誰でもローマ市民!、パルティア戦役とその最中の謀殺 マクリヌス帝 ひどい講和条件、1年だけの皇帝、首都ローマの地を踏むことなく殺害 ヘラガバルス帝 ユリア・メサの後ろ盾、太陽神の神官、殺害 アレクサンデル・セヴェルス帝 補佐ウルピアヌ…

XI 終わりの始まり

ペルティナクス帝 → 内乱期 → セプティミウス・セヴェルス帝と進んで読了

XI 終わりの始まり

コモドゥス帝の暗殺まで。

内側から見た富士通 〜「成果主義」の崩壊(城 繁幸)

62/100点ってとこか。 秋草前社長が連続する業績の下方修正を記者に聞かれ、「くだらない質問だ。従業員が働かないからいけない」「株主に対してはお金を預かり運営しているという責任があるが、従業員に対して責任はない」とのたまったことを始め、最近けち…

秀丸エディタハンドブック

Amazonで色々買ったついでに注文したのだが、ぱらぱら読んでみるとけっこう面白いかも、という感じ。テキストエディタの解説本なんて、いったいどんなことが書いてあるのやら……と思ったのだが、検索・置換とマクロに特化したつくりになっている。しかも検索…

ローマ人の物語1〜ローマは一日にして成らず〜(塩野七生/新潮社)

日本人ならギボンよりも塩野七生でしょう__というのは正解のようでいてどこかが間違っているような気がする。日本人なら世界史よりも日本史でしょう__ごもっともです。文庫ではなくあえてハードカバーを買ってみたので勘弁してください。 それはさておき…

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)(岡本太郎)

今まで自分が関わったことのない分野でよい本を見つける。これはなかなか難しいことだ。特にWebがなかった時代にはそうで、本屋で手当たり次第にソレっぽい本を手にとっては幾度となく敗れ去る覚悟も必要だった。それでも琴線に届く本にはめぐり合えず、徒労…

竜の夜明け

最近仕事の話ばっかりで書いていてつまらないなあ、と思った。今日も突然の仕事が舞い込み、しかもそういう話に限ってスケジュールがタイトだったりしたのだが、やっぱり仕事の話なので面白くないのには変わらないのである。 というわけで最近は「パーンの竜…

本を買う

Amazonから本がとどく。「Google Hacks」とか「銭」とか「アホでマヌケなプログラミング」とか。あとは将棋の本が何冊か。結構買ったな。そのほかにもCDが2枚あったりもするわけだし。 「Google Hacks」はまだあまり読んでいないのでなんともいえないが、「…

夏のロケット』

『夏への扉』と一緒に買った小説。サントリーミステリー大賞の受賞作なんだそうだが、それは知らなかった。というかこれはミステリーじゃないだろう。にも関わらずミステリー大賞を取ってしまうあたりが、すでにしてこの作品がどれほどのものかを語っている…

『夏への扉』

古びている部分と古びていない部分とが共存している作品。1957年のSFなのだから当たり前といえば当たり前であるが、それでも十分楽しめる。ハインラインの作品はこれも含めてまだ3冊しか読んでいないが、いずれも『人間』に力点が置かれているように感じてい…

Webの創成

ようやく読み終えたのであった。時間かかったなー。なんだか読みづらい印象を受けたんだが、どうにも言い回しがこなれてない印象があった。前半部のWebが生まれてから成長を遂げていく過程はそうでもなかったんだが、後半部分はこれからのWebということでテ…

「大衆の反逆」

というわけで、ようやく読み終えた。長かったが、なかなか充実した読書体験だったと思う。今まで読まずにいたことを後悔してしまう読書というのも久々だ。しかしながら1930年に書かれた本書が現代の日本にひどくマッチしているというのは、興味深くもあるが…

「大衆の反逆」雑感(3)

国家論。国民国家という形態が過去にギリシア・ローマに見られたような都市国家とどのように違っているかについての推察がなされる。それは種族・言語あるいは国境による統一ではなく、ある一つの「未来」に向けての統一であり、先にあげたような諸要素は統…

「大衆の反逆」雑感(2)

議会への非難についての話。議会の改革が必要であるということと、議会が無用であるということとはまったく別のことであり、両者を混同してはならないとオルテガはいう。これは議会のみならず、他の多くの要素についても同じことが言えるだろう。無用論を唱…

Hack the Google !

Googleハックは面白い!(ZDNN) 必要に応じて適当きわまりないスクリプトくらいしか書かない私ではありますが、この本は面白そうだなーと思ってしまいました。なんかPerlのコードもあるみたいだし、日本語化する予定はないのかなー。ネットに繋がらないPCがあ…

「大衆の反逆」雑感(1)

「専門主義の野蛮性」あたりは現代でもあまり指摘されていないことなのではないか、と思いつつ読む。でもって文中でレトリックが攻撃されているのを見つける。オルテガは修辞家を「空虚な者たち」と呼んだ。修辞学が単に文章上のテクニックのみを弄するもの…

修辞的思考 〜論理でとらえきれぬもの

面白いとは思うのだが、ちょっと物足りない部分もあると思ってしまった。しかし考えてみるとその「物足りない」というのがクセモノ。なぜかといえば、それはこの本が踏み込まずにいるべき領域に踏み込むことを求めてしまうからなのだが。 ともあれ、最近自分…

天使と宇宙船(フレドリック・ブラウン)

SFとファンタジー、そしてその中間。ヒネりが効いていて、読後感がよい作品集。短編→ショートショート→短編という構成もショートショートがちょうどいい口直しになる。さすがに舞台設定の古さは隠せないが、それを差し引いてもアイディアのよさは十分堪能で…

ニッポン全国マヨネーズ中毒(伏木 亨)

MSNジャーナルに連載中のコラムを書籍化したもの。と言ってしまうと購入意欲が半減するのに違いない。といって他に言いようもない。1600円ってのはやっぱりちょっと二の足を踏むだろう。ただ、出版が講談社なんで、今後文庫化される可能性はあると思う。文庫…

世界の歴史16(河出書房):ヨーロッパの栄光

読了。いよいよ19世紀ってことで取り上げられる問題も現代により近いものになってきた。ヨーロッパ各国の革命運動とそれに対する反動とがせめぎあう時代。自由・民主主義vs封建主義ってところか。そして最後のところでビスマルクの鉄血政策が登場し、帝国主…

未来世界から来た男(フレドリック・ブラウン)

読了。ショートショート集の感想ってどう書いたらいいんだ?1963年が初版なんで、さすがに時代を感じる作品もあるが、逆に古さが感じられない作品もあって面白い。質のバラつきとか好みに合う合わないってのは数が多い分しかたのないところ。まあつまみ食い…

殴る騎手

2日に読み終えていたのだった。とにかく泥臭い騎手の世界を面白おかしく書いたような本。筆者自ら「暴露本ではない」と書いてはいるけど、そういう見方もされるだろうということはわかっているようだ。ともかく勝負の世界に生きる人たちの荒っぽさなんかを剥…

若き数学者のアメリカ

読み終わった。あんまり数学の話が出てこないから構える必要はなさそう。作者の感受性が豊かなのがストレートに出てきて、共感できるところも多い。「アメリカの景色に何も感じないのはそこに涙がないからだ」なんてのは慧眼ではないか。感動の裏には必ず共…

読書週間

研修で東京に来てます。泊まってるのは大森で、LANを使ったネット接続が可能。この回線がなかなか早くてびっくりです。自宅の1.5M ADSL(実行1.2Mbps)よりも早い!よい時代に生きているものです。しかしLANケーブルを持ってくるのを忘れたのは大失策でした(苦…