Review

HHK Professional ファーストインプレッション

液晶ディスプレイとIMEマウスも一緒に注文したのだが、これだけが先に来た。そして配送先を職場のままにしていたことにも気付かされた。慌てて未発送の商品の配送先を自宅に変更しておきました。マウスはともかく、17インチの液晶ディスプレイが職場に届けら…

ピカソ展 〜臆面もなく感想を述べる

というわけで実際に観てきたわけだ。狙いどおりそれほど人は多くなかったので、まあよかったよかった。 今回は「〜幻のジャクリーヌ・コレクション」ということで、ピカソが70歳の時に出会い、以後20年の間、彼のミューズ(女神)であり続けた(らしい)ジャクリ…

ピカソ展 〜ヒネた見方で行く日を決める

午後から休みを取って、北海道立近代美術館にピカソ展を見に行く。わざわざ休みを取るなんて、とよほど熱心そうに思われそうだがさにあらず。できるだけ人の少なさそうなシチュエーションを選んでいたらこうなっただけのことである。 私も含めて普段芸術なん…

ローマ人の物語1〜ローマは一日にして成らず〜(塩野七生/新潮社)

日本人ならギボンよりも塩野七生でしょう__というのは正解のようでいてどこかが間違っているような気がする。日本人なら世界史よりも日本史でしょう__ごもっともです。文庫ではなくあえてハードカバーを買ってみたので勘弁してください。 それはさておき…

第25回 市民バンドフェスティバル

いつもと趣向が違って、今回は吹奏楽。いわゆるブラスバンドである。札幌市内にあるバンドが集って年に一回やっているそうな。25回というからもう四半世紀も続いていることになる。大したもんだ。いや、それにしても市内に7つもあるとは、さすがに札幌はデ…

Wireless IntelliMouse Explorer(WIME) 2.0

横スクロール機能のついたアレですが、使うのやめました。 発売直後に買って使ってたんだが、どうにも付属ユーティリティであるIntelli Point(IP)5.0が気に食わない日々が続いていたのである。なにが気に食わないって、カスタマイズの自由度がIP4.1と比較し…

今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社知恵の森文庫)(岡本太郎)

今まで自分が関わったことのない分野でよい本を見つける。これはなかなか難しいことだ。特にWebがなかった時代にはそうで、本屋で手当たり次第にソレっぽい本を手にとっては幾度となく敗れ去る覚悟も必要だった。それでも琴線に届く本にはめぐり合えず、徒労…

スミス都へ行く

DISCASからのレンタル第一弾。ただ薄いケースに包まれたDVDが包まれただけの小さな封筒が届くのである。90円で送ることが出来る。なるほどねーという感じ。 それはともかく「スミス都へ行く」の話である。ダム汚職にからんだ法律を成立させるため、忠実なイ…

「札響の第九」への追記

12月26日の日記でゲルハルト・ポッセが頑張ってるねぇ、と書いたのだが、どうやら札響のメンバーは大分苦労したらしいという話を耳にする。合唱隊も同じような感想だったらしく、やっぱり年寄は年寄なのかと思うと同時に自分の見る目のなさにがっかりですよ…

札響の第九

というわけで第九。年末といえば日本全国が第九の日々である。みんな第九がよほど好きなのだろう。世界一の第九演奏国、それが日本である。ちなみに正式名称は『シラー作、頌歌(しょうか)『歓喜に寄す』を終末合唱にした、大管弦楽、四声の独唱、四声の合…

Kitaraクリスマスコンサート

なにが大変といって、札響は金曜日にも第九のコンサートを控えているのである。なんとも忙しいことだ。クリスマスコンサートはプログラムもそれなりに定番ばかりとはいえ、まさか練習なしというわけにもいくまい。お疲れ様です。 まあそこはそれとして、クリ…

ドイツ・バッハゾリステン・クリスマスコンサート

のっけからであれだが、ちょっと肩透かし。なにか今ひとつノリ切れないコンサートだった。ただ、指揮のヴィンシャーマンはよかった。1920年生まれの83歳だからもうどこからどうみても立派なジーさまなのである。舞台を歩く姿もよろよろと危なっかしいが、一…

シンシナティ交響楽団

とにかく幻想交響曲にずっぽりハマってしまった。というわけでこの曲についての感想を書くことにする。まさか諏訪内晶子のブラームスで寝てしまったなどとはいえないではないか。 初めて幻想交響曲を聞いたのは中学生の頃だった。交響曲にドラマ性を持ち込ん…

竜の夜明け

最近仕事の話ばっかりで書いていてつまらないなあ、と思った。今日も突然の仕事が舞い込み、しかもそういう話に限ってスケジュールがタイトだったりしたのだが、やっぱり仕事の話なので面白くないのには変わらないのである。 というわけで最近は「パーンの竜…

参考

もっとマシな記事が読みたいのであれば↓をどうぞ。 本日発売! マイクロソフトのチルトホイール搭載マウス試用記(PC Watch) 新しいのはチルトだけじゃない!!進化著しい新型IntelliMouse!!(Impress Direct PC Soft Square)

総評

IntelliPoint5.0で削られた機能が個人的にイタかったのと、ホイールにかかる抵抗が気になるってのがあって、総評としては3.5/5.0ってところかと思う。もちろん拡張ボタンはもう手放せなくなっているし、フォルムがすっきりしたのは嬉しい変更なんだが。 ちな…

WirelessIntelliMouseExplorer2.0

長い名前だ。ま、それはともかく次はデバイスとしての話をする。 こっちはけっこういい感じのブツに仕上がっていると思う。なにがいいって、今までのMicrosoftのマウスに比べ、格段にフォルムがすっきりしていて私の手の小さな手にすっぽり収まってくれるの…

IntelliPoint5.0

インテリマウスのユーティリティソフトであるIntelli Pointが今回の新型マウス対応で5.0になった。が、個人的にはどーもこれがしっくりこない。おおよそ一昨日の日記に書いたとおりなんだが、アプリケーションごとの設定ができないのが結構大きな不満なので…

ジャン=フィリップ・メルケール デビューリサイタル

Kitaraの第6代専属オルガニスト、ジャン=フィリップのデビューリサイタルである。と、馴れ馴れしい上にそのまんまの説明で幕を開けてみた。写真で見る限りではオトナしそうなお坊ちゃんといった感じのジャン=フィリップであるが、果たしてどうなのだろう…

今日もフレッシュネスバーガー

いや、普段あまり食べる機会がないもので。 とはいえ2日連続同じメニューというのも芸がない。よって今日はベーコンオムレツバーガーとレモン&クランベリーソーダにしてみた。ベーコンオムレツバーガーにはもちろんハンバーグも入っていて、無闇にカロリー…

SPAMサンドイッチ

あんまりイヤすぎるのもあれなのでフレッシュネスバーガーで新発売のSPAMサンドイッチを食べてみることにした。実をいうとSPAMなるものを食うのははじめてだ。小文字のspamなら迷惑メールのことだが、こっちは食えない。メールボックスの肥やしにもならない…

サンクトペテルブルグ・フィル 「展覧会の絵」

サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)の300周年を記念してなにゆえ日本公演をするのかはよくわからないが、ともあれそういうコンサートなんだそうだ。10月3日の京都を皮切りに、19日まで日本全国を行脚する。札幌は2番目。ちなみに公演のある都市は京都、…

検索ワード対応 〜いまさらDMC-FZ1について

なにやらDMC-FZ10を検索ワードにしてここに辿りつく人が多い。ここに来てもなにも情報はないので無駄なのだが、来る前からそんなことがわかろうはずもない。いやはや。 しょうがないのでDMC-FZ1の使用感でも書いておくことにしようかと思った。 12倍ズームは…

日本フィルハーモニー交響楽団 第27回北海道定期札幌演奏会(第1日)

開場10分ほど前に着いたのだが、エラい人出でびっくりする。開演は開場の30分後なので、つまりは40分前ということになるだが、みんなマジメですな。どうやら小ホールでもなにかプログラムがあったらしく、混雑ぶりもひとしおである。というかチケットはほぼ…

モニカ・メルツォーヴァ フェアウェル オルガンリサイタル

5代目のKitara専属オルガニスト、モニカ・メルツォーヴァの最後のリサイタル。とは言っても湿っぽくなるわけでなく、いつも通りの明るい表情である。本当に楽しそうにオルガンを奏でる人だ。 前半はバッハを中心としたプログラム。荘厳さの中にも『かくのご…

HBAサマークラシックコンサート

もらった券で見に行く。自由席だし、ということで3階の一番上の席へ。音はちゃんと通るし、オーケストラ全体が見渡せるし、これはなかなかいいかも。後ろには誰もいないから寝ても気づかれないよ!実際2曲目の第2楽章で寝そうになったのだが。 指揮は佐藤…

親子のための小鳥の音楽祭

札幌古楽の夏音楽祭その3。親子のためのという名のとおり、会場には夏休みらしき子供たちがいっぱいいる。とはいえ19:00〜21:00というスケジュールのためか、空席もちらほらである。それでもにぎやかさは控えめに言っても他のコンサートをあっさり凌駕して…

ニュー・バロック・パラダイス

札幌古楽の夏音楽祭2003その2。4名のアンサンブル、ラ・フォンテーヌ。のっけからバロックオーボエ/バロックファゴット/リコーダー担当の江崎浩司がトばしたトークで、昨日とはまったく違って会場は砕けた雰囲気に。音楽の楽しみ方はいろいろであって、そ…

バッハの協奏曲集

というわけで今週はKitaraで怒涛のコンサート週間。札幌古楽の夏音楽祭2003その1ってことで、まずはバッハの協奏曲集……といいつつヴィヴァルディもしっかりありました。古楽というよりはバロックといったほうがとおりがよさそうなプログラムですな。となる…

夏のロケット』

『夏への扉』と一緒に買った小説。サントリーミステリー大賞の受賞作なんだそうだが、それは知らなかった。というかこれはミステリーじゃないだろう。にも関わらずミステリー大賞を取ってしまうあたりが、すでにしてこの作品がどれほどのものかを語っている…